鬼平犯科帳とGypsy Kings
高校でギターを手に入れ、メタルギターを学んでおった私に革命は突然やってきた。
当時、話題になっていたテレビドラマ「鬼平犯科帳」にはまっていました。
この話は時代劇ではない、と私は思う。
時代が江戸なだけの刑事モノというか。
現代の例え話と言というか。
時代劇らしく勧善懲悪で一件落着する、ということはめったになく、
事件は解決しないまま、事件は人々の暮らしを通りすぎ忘れ去られていく。
派手な殺陣シーンなどの見せどころはほとんど無く、
とかげのしっぽ切りをされた小悪人を捕まえるため「だけ」に当時の機動隊みたいなのが出動。
その瞬間に流れるエンドロール。
ありゃーってなりますよねw
そしてそのシーンがめっちゃくちゃカッコいい。
そこで流れていたエンディングテーマ曲がジプシーキングスの曲なのです。
革命的な時代劇のラストに悲しげなラテンギターだなんて。。。センス良すぎ。
ギターを弾くなら、こうあらねば、こうありたい、と思いました。
カッコいいドラマだったな。
そしてこのドラマが無ければ、私のラテンギターかぶれも始まってなかったという。
人間、何が原因でどうなるか分かりませんねw
またあのドラマ見てみたいなあ。