アニングスドラゴン号 潜航中

2024/07/19オルト

トップ画像のように、私の機材、ギターアンプ2台体制で組みなおし中です。

エフェクターケースも買い替えたばかりなのですが、
このシステムにするためにスペースが足りなくなって70cmも横幅があるボードを昨日買いました。

荷物も足元も増えるし大変です。(だれかバンドに入ってくれー)

 

そんな感じなので、現在の体制でちゃんとしたライブが出来るようになるまで
訓練と試行錯誤の日々となるかと思います。

 

練習、訓練について伊藤俊幸という方が書いていたことに影響を受けてます。

 

伊藤俊幸さんという方は、自衛隊の潜水艦の元艦長で、
リムパック演習でアメリカ艦艇15隻をたった1艦で全滅させた、
沈黙の艦隊かよ、っていう凄い人。伊藤提督と呼ばれてネットでも人気の方です。

 

彼曰く、実戦ドンパチばっかりやってたらどんどん下手になるらしい。
実務時間が増えると、訓練時間が減って練度が下がる。

だから自衛隊が実戦経験が無いから弱い、とはならないと。

 

日常の自動車の運転は毎日やってたらどんどん慣れて上達していくんだけど、
レースは違う。訓練して実践して反省点をフィードバックのサイクルが必要と。

プロ野球だって、試合ばっかりやってりゃ強くなるんであれば、
キャンプとか練習なんてやらないわけです。

 

これ、分かるんですよね。。ライブばっかやってると、どんどんバンドが下手になっていく。
そんな経験ありませんか。

 

ライブガンガンやりたい、新作どんどん出したい、は山々ではありますが、
こうやって深海に潜っているときがバンドの面白さでもあると思うんですよね。

 

昔『デトロイト・メタル・シティ』というマンガがあったんですけど、
作中に大好きなセリフがあります。

「この1stアルバムで世界をブッ壊すんだ!」

「へっ、これよ、これ。世界の片隅でこっそり核兵器を造っているこの感じ」

すげー分かる。

 

行動や努力は裏切らない。100やって結果がゼロってことはない。

第2期アニングスドラゴンの核魚雷を今しばらくお待ちください。

 

伊藤俊幸さんの本はこちら