カバー曲やることになりました

2023/06/30オルト

以前の日記でも書いてたんだけど、
バンドはこれまでもカバー曲についてどうするかを考えてきました。

 

実際に、マーヴィンゲイ/What’s going on や ジプシーキングス/MY WAY、尾崎豊/I LOVE YOU など
スタジオでリハーサルまで行ってたんですが、実現はしませんでした。

 

カバー曲をやろうとする理由は、我々のようなオリジナル曲のバンドの場合、
初見の人にとっては、取っつきにくい気がしているんです。

私自身、人のライブで知ってる曲が始まるとちょっと嬉しくなるし、
そのバンドのルーツや嗜好的なものが分かると、他の曲への理解も深まるんですよね。

 

それで自分らへのオリジナル曲への橋渡し的なカバー曲をやろうとしてて、
でも結局「これだ!」って曲が見つからずに、カバー作戦は中止してたんです。

 

それが、ひょんなことからカバー曲をやることになりました。
ドラムのテルさんが「これやりたい」とある曲を提案されまして。

テルさんの曲提案は結成以来初めてのことで、
メンバーの皆さんに意見を言ってほしいリーダーの私としては、めちゃくちゃ嬉しい。
採用するしかありません。

 

何をやるのかはまだ内緒ですが、テルさんが純粋に「やりたい」と思ったことは伝わりました。
(おそらく呑んでLINEしたなw)

 

考えてみると「自分たちの曲への橋渡し」という戦略的なカバー曲ってやる意味あるのかな。
そういうヨコシマな思いって演奏で伝わっちゃう気がするんですよね。

 

純粋にこの曲がやりたい、っていうのが無い限りカバー曲は演奏しなくて良いんじゃないかなあ。

 

当然ですがバンドの方向性、バンドでやる意義、というのとすり合わせる必要あります。
バンドの目的とメンバーの目的をどっちも叶えるシステムでないといかんと思うのです。

バンドは幸せを増やすシステムでないと。

 

という訳でこの曲、アニー仕様にめちゃくちゃ改造しました。
歌詞も変えて、コードも全て書き換えて、アレンジも大幅変更。
ほぼアニングスドラゴンの新曲ですw
(テルさん、これでええのか?www)

 

歌詞は原曲を元に、ライブハウスに週末集まる方々に刺されー!って感じで書きました。
(これでカバー戦略の目的も達成するか?)

ライブでやったり、デモ音源を出したりするかもしれませんのでその際はぜひお聞きください。

 

・・・

 

私自身が今純粋にやりたいって曲は何かというと、⼀⻘窈の「ハナミズキ」だったりします。
この曲、じつは9.11テロで死別した大切な人との物語であることを知って、
それまで意味が分からなかった歌詞の意味が伝わってきて。

激動の現代、この曲は「今」歌うべき曲だなって思います。

 

そしたらTuneCoreJapanで音源募集してて驚く。
やってみようかしら。。

 

Rework with「ハナミズキ」
https://www.tunecore.co.jp/cover-wanted/rework-with-hanamizuki