
僕はゲームのようにバンドをすることにした
今回、ワンマンレコ発ライブを勧めて頂き、背中を押してくださったBIGHIPオーナー様に非常に感謝しているし、バンド活動に対して気づきと学びがあったので書いていきます。
最初の私の計画は、観客10人も入れない喫茶店を借り切って、
「満員御礼、完売しました!」
という小さい成功体験を得よう、という計画でした。
そこでこの本の話。
「僕はゲームのように生きることにした/本田晃一」
![]() |
価格:1,650円 |
この本をざっくりと言うと、人生はオープンRPGゲームのようなもので
意味もなく同じ村に留まっていませんか?
ゲームオーバーにならぬよう楽勝で倒せるスライムばかり相手してませんか?
ピンチが無いゲームはクソゲーです。
平々凡々と同じ村に留まっていると魂が腐ります。
強敵がいる次のクエスト、次のステージに行きましょう、という内容。
正直、本当に人生(仕事)でどんどん次のステージに向かっていっちゃうと、
生活が脅かされるかもしれないし、自分だけでなく部下の生活もかかってるし、
冒険はほどほどに、っていうリスクマネジメントも必要で。
(本来は仕事でもやった方がいいのかもですが。偉大なビジネスマンは常にそう。)
でも、バンドだったら?
我々の場合、ワーキングバンドマンなので、大失敗したところで生活に困ることは無い。
少なくともバンドはゲームの中みたいに生きてもいいのでは?
ワンマンライブがもしガラガラだったら、という恐れっていったい何だろう。
結局のところ、自分やメンバーががっかりするってことだけ。
バンドの歴史が「成功」だけで埋められているバンドがあっただろうか??
一緒に成功と失敗を経験して成長するのがバンドじゃねえのか?
たとえガラガラだったとしても、集客に、ショーの準備に、ベストさえ尽くしてれば
後悔だけはしないんじゃないか?
これからも新たな壁はやってくる。
新たな壁にぶつかっては、その村に留まろうとするかもしれない。
そのたびに「冒険の旅をしたくてバンドやってんじゃねえのかよ!」と思い出していこう。
そういえば、この本が出版されるずいぶん前。
バンドが始まったばかりの頃に自分で書いていましたわー。
バンドとはドラクエみたいなもんなんです。そう、あなたは勇者。
冒険は危ないことではありません。準備をして行くのが冒険です。
準備をしないのは単なる無謀です。
準備をして経験値を上げて仲間と冒険に出よう。
![]() |
価格:1,650円 |