僕はゲームのようにバンドをすることにした

2023/07/25オルト

今回、ワンマンレコ発ライブを勧めて頂き、背中を押してくださったBIGHIPオーナー様に非常に感謝しているし、バンド活動に対して気づきと学びがあったので書いていきます。

 

最初の私の計画は、観客10人も入れない喫茶店を借り切って、
「満員御礼、完売しました!」
という小さい成功体験を得よう、という計画でした。

 

そこでこの本の話。
「僕はゲームのように生きることにした/本田晃一」

僕はゲームのように生きることにした。 [ 本田 晃一 ]

価格:1,650円
(2023/7/25 06:22時点)
感想(1件)

 

この本をざっくりと言うと、人生はオープンRPGゲームのようなもので
意味もなく同じ村に留まっていませんか?
ゲームオーバーにならぬよう楽勝で倒せるスライムばかり相手してませんか?
ピンチが無いゲームはクソゲーです。
平々凡々と同じ村に留まっていると魂が腐ります。
強敵がいる次のクエスト、次のステージに行きましょう、という内容。

 

正直、本当に人生(仕事)でどんどん次のステージに向かっていっちゃうと、
生活が脅かされるかもしれないし、自分だけでなく部下の生活もかかってるし、
冒険はほどほどに、っていうリスクマネジメントも必要で。

(本来は仕事でもやった方がいいのかもですが。偉大なビジネスマンは常にそう。)

 

でも、バンドだったら?
我々の場合、ワーキングバンドマンなので、大失敗したところで生活に困ることは無い。
少なくともバンドはゲームの中みたいに生きてもいいのでは?

 

ワンマンライブがもしガラガラだったら、という恐れっていったい何だろう。
結局のところ、自分やメンバーががっかりするってことだけ。

 

バンドの歴史が「成功」だけで埋められているバンドがあっただろうか??
一緒に成功と失敗を経験して成長するのがバンドじゃねえのか?

たとえガラガラだったとしても、集客に、ショーの準備に、ベストさえ尽くしてれば
後悔だけはしないんじゃないか?

 

これからも新たな壁はやってくる。

新たな壁にぶつかっては、その村に留まろうとするかもしれない。
そのたびに「冒険の旅をしたくてバンドやってんじゃねえのかよ!」と思い出していこう。

 

そういえば、この本が出版されるずいぶん前。
バンドが始まったばかりの頃に自分で書いていましたわー。

 

 

バンドとはドラクエみたいなもんなんです。そう、あなたは勇者。

冒険は危ないことではありません。準備をして行くのが冒険です。
準備をしないのは単なる無謀です。

 

準備をして経験値を上げて仲間と冒険に出よう。

 

僕はゲームのように生きることにした。 [ 本田 晃一 ]

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感想(1件)