何のために音楽があるんだろう

2023/07/21オルト

前に「何のために音楽があるんだろう」
と気になってしょうがなかったことがあったんですけど

 

そのときは「音楽行動学」というのにたどり着いたのですが、
この学問では実際に繁殖や生存に役立たないはずの音楽を、全ての文明が持っていることは

実際の繁殖ではなく、音楽という文化遺伝子によって繁殖しようとしていて、
音楽で人に影響を与えたりしてコピーを作る。コピーの中に突然変異が現れ多様化していく。

(つまり疑似生命体による繁殖欲求)

 

なのでこの学問の結論は

「音楽=セックス」

ということらしく(笑)

 

あー、だから中2くらいから音楽やりたくて仕方なくなるわけかー
未だに音楽に夢中な私はどんだけ性欲強いねん、ってことになりますw

 

そうやって考えてみると、バンド運営にも心当たりがあります。
例えば、バンドが始まって最初の3年というのはハネムーン期という状態で、
ある意味、恋愛中のようにハッピーです。

そして3年も過ぎると倦怠期が(笑)

 

恋というのは繁殖のための脳内エラーと言われていて、実際に繁殖行動に入ると
恋愛ホルモンは無くなり、脳は子育てモードとなるわけです。

 

良い家族になっていく夫婦というのは、恋から愛情に移行していくんではないかと。
それは子供がいるかどうかに関わらずですが。

 

なので、バンドも最初の3年以内に子孫(曲やアルバムなどの結果)を作るのがひとつかなあ?子は鎹(かすがい)。

 

本質的なことを考えると、恋って相手に求めてしまっていると思うんですよ。
この人のこんなところが素敵、こうあって欲しい、と相手に期待している。

だから、思うような人ではなかった、思うように行動してくれない相手に冷めて倦怠期が来るんです。

 

バンドに置き換えてみると、心当たりありませんか。

 

相手をコントロールしようとしたり、理想のギタリスト、ドラマー像っていうのに当てはめてみたり。
そうじゃなくって、あるがままの姿で淡々と日常をこなしていくのが良いバンドなのかもしれません。

 

 

3年か、、、我々もそろそろハネムーン期が終わる頃ですね。。覚悟せねば。
私、色々出来ていない人間ですので、愛想をつかされないよう気をつけてまいります。

 

 

 

多分、音楽は超高度な非言語コミュニケーションツールかもしれない。

と、今は思っていて。

 

同じ周波数や響きあう周波数を持つ人たちが
出会うためのツールの中のひとつではないかと。

 

そして響きあう人たちと出会うために、
ワンマンライブに向かっていこうと思います。

 

ほな!

※音楽行動学は以下の本で読みました。
ミーム、という文化遺伝子概念など本当に興味深い本でした。

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