世界の救い方解説【BORN TO BE ワーイ】
ワイルドで行こう、という言葉に、ワイルドとは無縁の私はどうも違和感を覚えながら
20代の初頭の私は、レンタルビデオで大人ぶって借りてきた「イージーライダー」を見ていた。
「髪を切れ」とショットガンをぶっ放される映画のラストも訳が分からず
ステッペンウルフの歌うBORN TO BE WILD が、どうしても
「ボーントゥビーワーイ」に聞こえてしまい、
その言葉だけが、すとんと自分の中に入ってきた。
BORN TO BE ワイルド、と言われても1ミリも共感できなかったのに、
どうしても「BORN TO BE ワーイ」と聞こえてしまう言葉の説得力ったらない。
あれから30年近くがたってしまったが、
私たちの「ワーイで行こう」がようやく完成した。
ニューオリンズのセカンドラインのリズムで始まる、と思わせといて
クィーン型のハードロックチューンでもあり、
ボサノヴァのようなコード展開にジャクソン5的なファンクギター。
そしてやなせたかしへのリスペクト。
ゆっくり作りすぎたので、色々混ざりすぎてしまった。
そんな曲です。
途中でテンポが変わってることに作ってる時に気がつかず、練習スタジオで発覚。
メンバーには大変な思いをさせてしまった。よく合わせてるなー