ミクスチャー見聞録 【はじまりと終焉】

2022/08/23オルト

ミクスチャーバンドの残党、
と自分では勝手に思っているアニングスドラゴンなのですが

 

最近のバンドもけっこうミクスチャーを名乗っているバンドも多く、
90年代ミクスチャーロック時代をリアルタイムで生きてきた私としては

 

「どうミクスチャーなんだ??」
と理解が出来ない現代です。(歳でしょうか)

 

そもそもミクスチャーはファンク+メタル(というかハードロック)のミックスから始まってて、
そういうストレート系で当時大好きだったのは フェイスノーモア

 

Faith No More – Epic (Official Music Video)

 

今見ると少しばかりイタいですねえ。。
ギターがハゲてても長髪なとこに男気を感じます(私も同類ですが)

 

90年代はレッドツェッペリン再評価ブームが重なったので、
当時のミクスチャーバンドもけっこうレッドツェッペリン化してしまった気もします。

私も同様ですが、ツェッペリンはミクスチャーロックの始祖かもしれませんね。

ZEP的ミクスチャーで代表的なバンドと言うとサウンドガーデンがモロです。
これも好きだったなあー

 

Soundgarden – Spoonman

 

 

打倒レッチリ的に現れたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが最強を極めた感があって
それ以降、ファンク、ヒップホップ、メタル的な融合戦争は終わった感がありました。

 

Rage Against The Machine – Guerrilla Radio

 

 

そうそう、漫画「BECK」が映画化されたときに、この曲の完全パクリで笑いました
(よく調べたらレイジ原曲と記載はありました)

 

BECK – Evolution

 

 

最強レイジ登場以降は、ミクスチャーバンドは多様化を図ります。
パワープレイで勝てないんで、差別化を図ったのもあると思いますが、
ミクスチャーという名の通り、R&B、ジャズ、民族音楽などなど
あらゆる音楽を取り入れたバンドが乱立しました。

この時期は面白かった。。
しかしこれが第1次ミクスチャーロックの終焉につながったような気がしております。

ジェーンズアディクションはカッコえかったねえ

 

Jane’s Addiction – Jane Says

 

結局、ファンク+メタル、という分かりやすい状態だった初期ミクスチャーロックでしたが。
(鍋で例えるとチゲ鍋でしょうか。)

 

次第にミックスが複雑化していき
ボサノバやフラメンコ、フォルクローレ、アフリカ、バリなどの音楽が混ざり、

結果よく分からない音楽になってしまってブームが去った気がしています。

(鍋で例えると、ブイヤベースや飛魚出汁、コンソメ、マッシュルームなど加わっている感じでしょうか)

 

そうそう、ボサノバ+メタルのフアスカってバンド面白かったです。

Huaska – Foi-se

 

うちのバンド、アニングスドラゴンはこういった混ざりすぎてて分かりにくい、
という第1次ミクスチャーロック終焉時代のバンドが現代に生き残っていた、

という意味でもネッシー(プレシオサウルス)のロゴを使ってたりするんですが

 

あの素敵な音楽のカンブリア紀のような90年代でしたが、
そこで止まっていることなく、
2020年代のバンドとして進化していきたいなと思っているのでした。

 

それにしても、今のミクスチャーの定義が分からないんだが。。
逆にミクスチャーバンドを名乗っている我々が、
若い人たちに「なぜ?」と思われていないだろうか…

 

まあいいか。。