オトナの定義

2022/08/21オルト

いつまでたってもオトナになれないなーと思っている私です。
良くも悪くも。

 

「あの人はいつも冷静だ。感情に飲み込まれない」

と、いう隣のオトナを見て、ああならなければならない、
なんて思ってないでしょうか。(私がそうでした)

 

今日は皆が思っている「オトナ」の定義が、
楽器やバンドや音楽活動を辞めたり、制限してしまう
原因になってしまってるのではないか(私がそうでした)
と思い書いております。

 

「あの人はいつも冷静だ。感情に飲み込まれない」
というのは良いことで、この状態はホントにオトナと思います。

だから目指すんですが、間違ってしまいがちなのは

 

・感情が安定している

のと

・感情から逃げている

 

のは違うってことです。

 

私は家庭を持って、会社も立ち上げた頃にそういう状況に陥りました。
オトナにならなきゃいかん、と。

 

感じないよう努力していくと形だけは大人になれます。
心をどんどん鈍くして、アンテナは収納。
心を分厚いこんにゃくでぐるぐる巻きにするイメージだったような。

結果、外から見たらちゃんとしてて安定しているように見えるんだけど
とうぜん、これがオトナっていうはずはなく。

 

結果、どうなったかというと曲がぜんぜん書けなくなりました。
7年間くらい音楽もしなくなってました。

 

仕事の携帯が夜でも日曜でも鳴り続けて、短期の入院くりかえしてようやく

自分の人生詰んでる、

って気がついた。
慌てて子供の階段駆け下りましたw

 

中身が子供なので、大人になるのは難しくても、子供に戻るのは簡単でした。
時間が1秒もないところにクアルテートリプリというバンドを組んで。

 

そしたら、上手くいかないし、悔しいことや、悲しいこと、嬉しいことで頭の中がいっぱい。

本当にやりたいこと、本当に負けたくないことは感情に出てくるんだなあと。

あれからずいぶん経ちましたが、未だ大人になれていない私です。
でもあのまま心をこんにゃくでくるんでたら1ミリも成長してないって思うんですよね。

 

本当の大人になるためにも、子供の自分丸出しで生きていこうと思っております。

 

今日はこの辺で。

ほな~!