スティービーワンダーで一番好き INNER VISIONS とか I gotta have a song とか

2022/02/28オルト

大学で広島に出たころ、近所のレンタル屋さんがレンタル見切りのCDを
なんと100円で大量に販売してたんですよね。

 

広島では普通のことかもしれないが、山口の田舎者は驚いて100枚くらい大量に買ったんです。

 

その中に入ってたのが、スティービーワンダーの「涙をとどけて」「マイシェリーアモール」
それプラス、トッドラングレンの「Runt. The Ballad of Todd Rundgren」と「Hermit of Mink Hollow」

が入ってたんです。まったくの偶然でしたが、これが人生を変えた。

 

この偶然の出会いが無かった人生の可能性を考えると恐怖です。

 

トッドラングレンについては前書いたので、今回はスティービーワンダー。

 

Stevie wonderで一番好き、を考えてみたんですが、

 

曲単位でいうと、一番はこの曲!例の100円CDで最初に衝撃を受けた曲でもあります。

Stevie Wonder – I Gotta Have A Song

 

なんで衝撃を受けたかというと、高校生の頃に出会ったジェフベックが同じ曲をやってたから。
これも、強烈にカッコいい。ボーカルのボブテンチ最高です。

Jeff Beck Group – I Got To Have A Song

 

アルバム単位で言うと、キーオブライフとかトーキングブックとかいろいろあるけど、

好きなのは、やはり100円CDだった「マイシェリーアモール」
これ、16枚目くらいの作品なんだけど、作曲能力を開花させたスティービーが、
自分の意志で作り上げたやつらしくて、実質ファーストアルバムだと私は思う。

Stevie Wonder -My Cherie Amour

 

スティービーワンダーが私に与えた影響は、
実験音楽みたいにぶっ壊れたコードやメロディ。その上で美しい、というところ。

そう思うと、そういう才能の頂点だったアルバムは私的にはインナーヴィジョンズ。

Stevie Wonder – Too High

 

今聴いてもめっちゃくちゃカッコいい!

スティービーワンダーってバンドマンがあまり聴いてない気がしてますが、
もしスティービーワンダーに、ボスの缶コーヒーのFIREや、
可愛いアイシャとか心の愛のイメージしかないのであれば、

 

ぜひ、ロック好きにも改めて聴き直して頂きたい、と思って書きました。

 

 

 

そういえば、昔、スティービーワンダーがインナーヴィジョンズ以降も進化し続けたら、
というシミュレーションで曲を書いたことがあります。

ぶっ壊しすぎて、AメロBメロⅭメロのテンポと拍子が全部違う、という変態すぎる曲が出来ました。

もしよろしければ聴いてみてください。