ギターアンプをワンボリューム化する方法

2022/02/14オルト

今日はギターアンプをワンボリューム化して使う、
という私がよくやっている方法を解説します。

 

ですが、ギターアンプをワンボリューム化して使う、
というのって非常に需要が無い気もしますが…

 

普通のアンプは、GAIN と VOLUME の二つのボリュームが付いてて、
ゲインを上げると歪む、マスターボリュームで音量を調整します。

 

対するワンボリュームのギターアンプは、
ボリュームを上げると音量が上がる、そして歪みも上がる。

ある一定のボリュームまでは歪まないので、
歪んだギターの音が出るころにはとんでもない音量になってしまいます。
なので普通はワンボリュームのアンプはクリーンで使用します。

 

20代の最初の頃に Marshall1959 に出会って以来、
ワンボリュームじゃないとダメな体になってしまいました。

マスターボリューム付きアンプのクリーンサウンドじゃ物足りない。

ワンボリュームのあの、ちょっとだけ割れてるような艶やかな
深いサスティンがあるクリーンじゃないと我慢ならないのです。

 

そうはいってもスタジオやライブハウスにあるアンプを使う時、
ワンボリュームのアンプを置いてるようなキチった店はほとんどありませんw

 

そこでGAIN と VOLUME の2ボリュームのアンプをワンボリューム化する方法なんですが、
めちゃくちゃ単純です。

 

マスターボリュームをフルテンにします。
で、ゲインをボリュームとして使用する。

つまり歪ませるのと逆のセッティングをするのです。
これでかなり多くの2ボリュームアンプはワンボリューム化します。

 

※ただ、一部のアンプはゲインがディストーションみたいに歪むやつもありますので、
そのタイプのアンプでは使えない方法です。

 

マスターボリュームをフルテンにするときのあの背徳感と
スピーカーから出る「サー」というノイズがたまらない(変態)

 

お試しになる場合は自己責任にてお願いします(笑)