ギターアンプをワンボリューム化する方法
今日はギターアンプをワンボリューム化して使う、
という私がよくやっている方法を解説します。
ですが、ギターアンプをワンボリューム化して使う、
というのって非常に需要が無い気もしますが…
普通のアンプは、GAIN と VOLUME の二つのボリュームが付いてて、
ゲインを上げると歪む、マスターボリュームで音量を調整します。
対するワンボリュームのギターアンプは、
ボリュームを上げると音量が上がる、そして歪みも上がる。
ある一定のボリュームまでは歪まないので、
歪んだギターの音が出るころにはとんでもない音量になってしまいます。
なので普通はワンボリュームのアンプはクリーンで使用します。
20代の最初の頃に Marshall1959 に出会って以来、
ワンボリュームじゃないとダメな体になってしまいました。
マスターボリューム付きアンプのクリーンサウンドじゃ物足りない。
ワンボリュームのあの、ちょっとだけ割れてるような艶やかな
深いサスティンがあるクリーンじゃないと我慢ならないのです。
そうはいってもスタジオやライブハウスにあるアンプを使う時、
ワンボリュームのアンプを置いてるようなキチった店はほとんどありませんw
そこでGAIN と VOLUME の2ボリュームのアンプをワンボリューム化する方法なんですが、
めちゃくちゃ単純です。
マスターボリュームをフルテンにします。
で、ゲインをボリュームとして使用する。
つまり歪ませるのと逆のセッティングをするのです。
これでかなり多くの2ボリュームアンプはワンボリューム化します。
※ただ、一部のアンプはゲインがディストーションみたいに歪むやつもありますので、
そのタイプのアンプでは使えない方法です。
マスターボリュームをフルテンにするときのあの背徳感と
スピーカーから出る「サー」というノイズがたまらない(変態)
お試しになる場合は自己責任にてお願いします(笑)