ミックスダウンに絶対に必要な作業

2022/01/27オルト

アニングスドラゴン初のちゃんとした音源を製作中です。
全員のレコーディングは完了していて、ミックスダウンに入る前なんですが、
現在、この3日間、どうしてもやらなきゃならない大変な作業してます。

今日はそのお話ですが、最初にちょっと別の話。

 

いっこ前のブログに「スタ錬中止」というのを書いて
SNSでシェアしたんですが、

ふと思うことがありSNSの投稿は削除しました。

SNSでうちのバンドが「コロナ自粛」を発表しちゃうと、
他のバンドまで「自粛しなきゃ」ってなっちゃうかもって。

それは全然望んでいることではなく、
あくまでうちのバンドが「これ以上スタジオ対策無理」ってなっただけ。

徹底した対策をして実行するバンドもいても良いはずです。

 

こういう具合のSNSの書き込みが重なって、
意識してない同調圧力が世の中の閉塞感を形成することにつながってる気もして投稿を削除しました。

コメントやイイね下さった方々申し訳ございません。

 

さて、ミックスダウンの前に絶対やらなければならない大変作業、

なんですが、それは「ノイズ除去」

 

画像のようにデリートしていく、というだけの作業なんだけど、
これがめっちゃ時間がかかるししんどい。

 

各パート、休んでるときにもマイクは音を収音しており、
楽器が鳴ってないところにも「ガサッ」「カサカサ」「ジー」などのノイズが。

 

これを放置すると、コンプやEQかけたときにノイズが前に出て邪魔したりします。

 

大変なのが、どこが音の始まりで、どこが音の終わりなのかの判断。

波形を見てスクラブ再生(一時停止状態での再生)でダイヤルをくるくる回しながらの判断です。

 

下手にやると削りすぎたり、ノイズが残りすぎてたり。
これを全ての録音パートの、全ての休符に実行するのです。

休符があんまり無いパートはすぐ終わるけど、
この曲はやたらブレイクがあり、1拍2泊くらいの隙間がめちゃくちゃあり死んでます。

これだけあると、間違えて他のトラック消しちゃった、っていう大惨事になりそうで、
チェックする時間も取られており、もう3日目。

 

多分ですけど、アマチュアバンドのレコーディングで、
ノイズ除去やってない人けっこういる気がします。(私がそうでした…)

 

これ、やるとやらないじゃ結果がかなり違いますよ。
音がすっきりして、クリアというか明るくなった気さえします。

 

昨日夜、本日朝もずっとやっておりました。今夜終了予定です。

 

でも、じっくりと各トラックを確認することにもつながって、
やってみると、その後の作業もはかどる気が。

 

それにしても面白いのが、発音するかなり前から「予兆」のような音が入ってること。

「ドン」と出る前に「シャアアアアア」と徐々に大きくなっていくのです。

 

あれはなぜなんだろうね。