【愛用品】ROLAND VS1680 VS880

2021/08/08オルト

愛用品紹介シリーズ。今回は長年愛用のレコーダー、
ローランド VS1680とVS880 です。

すでに発売から25年経過しているという太古のMTRを愛用し続けてます。

愛用しているどころではなく、多数持ってます。

・VS-1680 2台(1台貸し出し中)
・VS-880 2台(2台貸し出し中)
・壊れて部品どり(VS-880 2台)

 

 

他にもパーツ多数

 

専用CD-R3台。貸し出し中1台あり。
VSとCD-Rを貸出してるのは、録音を別の場所で共同で行うため。
一番上のCD-Rは互換で使えるPLEXTORのCDR。メイン機として使用中。

 

 

ハードディスクはプロジェクトごとに差し替えて使ってる。
VSの前面からファミコンのカセットみたいに差し換えられるので便利。
中身はノートPC用のハードディスクに交換して大容量にしてる。

 

予備のエフェクトボード。
この内臓エフェクターが気に入ってる(後述)

 

 

専用のキャリングケース。
色々な所で録音するのでこれが無いと始まらない。

 

 

もちろんあります。平成レトロZIPドライブ。

 

このように、「愛用」しているどころではなく、
マジキチレベルのVS信者なのです。

しかも初代のVSしか使いません。

大金ぶっ込んでるって思うかもしれませんが、
VS本体は 880で5千円、1680で1万程度。
全部そろえるのに一桁万円しかかかってないと思います。

 

Cubase 10を持っていながら、ほとんどVSで録音している理由は

・若いころから使いたおしてきて癖や操作を知り尽くしている
・音が良い(と勝手に思っている)
・内臓のギターアンプシミュレーターが好き

という感じです。

このアンプシミュレーター。
マーシャルやフェンダーなどなど入ってるのですが、
私は「CLEAN TWIN」というパッチしかほぼ使いません。

クリーン、という名前が付いてますが、もちろん歪ますことも可能。
セッティングのコツは、ベースゼロ、ミドルゼロ、トレブル100、プレゼンス60 マスターボリュームマックス、ゲインは30から90
というのから始めてみるのがいいかも。

これ、今のアンプシミュレーターと違って、マイキングしたギターアンプの音に近いんですよね。

ギターアンプにマイキングして録音した時にショックを受けたことはないでしょうか。
パキパキポキンポキンの音になりません?

このシミュレーターはあの音を再現しているという。

今のアンプシミュレーターはいい感じにふくよかにしてあるんだけどそれが無い。
けっこうリアルにマイキングしたギターアンプの音になってくれてます。

古いマーシャルやフェンダー真空管アンプの、
あの目に刺さる奇数倍音も再現。手加減なしです。

 

アンプを実際に鳴らして録音することも多いんだけど、
めんどくさいときやデモテープとかは今もガンガン使ってます。
結果も失敗マイキングよりは良いことも多いです。

 

新しい機材使えば…と呆れられることもあるのですが、
録音機材とはいえ、ロートル機材ではなく私にとってはビンテージ楽器。

それが私にとってのVSシリーズ(初代)なのです。