50の恵み

2021/07/02オルト

頭の中は幼児退行しているのにもかかわらず、体は衰えの階段を急降下中です。

首や肩こりがひどく、左手に痺れが出るようになってしまい、
病院に行くと「頚椎症」なる診断。

神経を鈍くする薬を飲まされ、レントゲンを大量に撮られ、
質問しても答えずに、言うとおりにしろ、というだけのこのハゲに腹が立っていたのだが、

スタジオに行く最中、なんだかボーっとしてガードレールに激突。
神経の薬のせいでしょうか?
来年から娘が乗るはずのクルマが板金工場へ…

そんなことがあり、医療はもうええわ、と自分で解決すべく本を買い勉強しております。
医療を信じきれない悪い癖は前に読んだ
大往生したけりゃ医療とかかわるな」という本の影響もありますが、このハゲはひどかった。

看板に自分の顔を出して宣伝している人に良い人なし、という教訓を得ました。
それにしてもコルセット暑い…

色々な体力の衰えは50になってから顕著になっており、
先日、ライブのために3週間ほど禁酒したのだけど、ライブが終わった解放感で
3日連続飲酒。といっても2日酔いになるほどは飲んでないのですが、すんごくおなかの具合が悪くなる。

それまでも週3日だけと決めて飲んできたのですが、ついにこれだけ節制してもダメなのか、
と絶望の中、あれから禁酒の人生が始まっております。

今度は意志の力は必要ありません。なんせ3日飲むだけで撃沈するのです。。

禁酒をしたからとも思うのですが、3キロの体重減少と疲れやすいので心配になり
Google先生の診断を仰ごうと検索をかけるも、Google先生の診断はどんな症状を検索しても、
ガンにたどり着くという、ガン宣告魔であることを思い出したころには更に不安が増すという。

 

「人は笑いながら苦しむことはできない」

 

と聞いたことがあるので実践中で、意識的に笑顔にしておりますが、
おお!絶大な効果がある!マジでこの方法は良い感じです。

しかし人は笑いながら色んなことを考えられる能力もあるようで、
不安と笑いが混じった非常にほろ苦い脳内になっておりますが、やらないよりましです。

こうして日々50代という洗礼を新鮮に感じております。
今日は練習スタジオですが、2時間立って歌う体力があるのか不安でござる。

今作っている曲は「午前2時」という曲で、
いつか自分がいなくなる日がくるのだ、と突然夜中に実感してしまい眠れない、
という歌でございます。

この年齢ならではの深みがこの曲に宿るはず、この50の恵み(不調)をこの曲に注ぎたい。
負と思えることも、前に向くエネルギーに変える知恵が今二番目に欲しいことでございます。
(一番目はビール飲めるくらいの体力ですw)