
【再放送】約束の地
本日は日曜日ということで再放送。
ナウシカのように何度目だという再放送です。
現在制作中のアニングスドラゴン最新アルバム
「約束の地」
タイトル曲の解説です。
やっぱり作者としてはきちんと
「何を表現しようとしたのか」
は明らかにしときたいので。
取り扱った題材は「パレスチナ問題」
作った10年前は今よりは落ち着いていた中東情勢。
どちらかというと希望を持ちたい思いでした。
この曲はもう10年前にいったん完成してました。
※10年前のこの曲の演奏です。
アニングスドラゴンでこの曲をやるようになった頃、事件は起こります。
2023年10月7日パレスチナ・ガザ地区を実効支配する
武装組織「ハマス」がイスラエルを攻撃。
イスラエルでは1139人が殺されました。
子供も妊婦も、ここでとても書くことのできない、
人間がやるとは思えない残虐な殺し方で。
そしてイスラエルはガザ地区に報復。
6万人を超える人を殺しました。
死者の8割はガザの民間人です。
報復というには、、倍返しどこじゃない。
そんな中、希望を歌った2番を丸々書き換えた。
「月より遠い場所なのかもしれない」
”月”とは死後の世界を暗示する記号として定番中の定番。
色んな映画で月をバックに出てくるキャラは、
分かりやすい”死亡フラグ”だから、今後気にしてみて。
「ぼくらは取り返しのつかないことをした」
「傷つけあうのはぼくら生きている証」
「赦しあえる日が来ると祈っている」
希望的に見せているが、生きてる状態で、
もうお互いを赦し理解することは出来ない、
という絶望を込めた。
そう。約束の地(カナン)
乳と蜜が流れる楽園はずが、今流れているのは血。
本当に取り返しのつかないことをしたと思う。
少々では、収まらない。
何世代にも渡る凄惨な恨み、怨念。
これからもずっと続くのか、、
ローマ帝国?十字軍?ユダ王国?オスマン?カエサル?
えっ、どこまで遡んの??
恐竜に返せそんな土地
先祖の恨みを持つ人
自分だけの場所と、歴史を理由に奪う人。
似てる。考え方が。
あくまで「人から」ベースで「自分」が軸じゃない。
他人の目や立場、教義や歴史を「盾」にして生きてる人は、
自分の傷にも、欲望にも、責任を持とうとしない。
たとえば:
「先祖が虐げられたから」
「神が与えた土地だから」
「私たちはずっと迫害されてきたから」
それ、全部“他人発”の動機。
そこに「いま、自分がどう生きたいか」は無い。
結局、赦しあっていくしかないはず。
当然今起こっていることへの恨みは理解できるけど、
DNAレベルで恨みを引き継ぐ意味ってある?
こういうナイーブな内容を直接の言葉で書くと、
拒絶反応を示す人や、反感を持つ方もいる。
それでは新たな分断を起こすことになる。
だからこの曲は直接的な表現を避けて、
表面上やさしい言葉で綴った。
答えはタイトルに込めたんだけど、
知らない人には分かりにくかったかもね。
でも作品は出してしまえば半分はリスナーのもの
この曲をどう解釈するのかはお任せ致します。
ちなみに、、
私の政治的なスタンスは中道右派、新自由主義路線。
(政策ごとにたまに中道左派)
リベラルの上で中道右派って成り立つと思うのだ。
もちろん自分の信条を人に押し付けようだとか、
左派は間違ってる、正さないと、なんて思ってない。
色んな人が色んな意見を持てる世界であってほしい。
相手に自分の考えを押し付けることなく、
相手の考えも互いに参考にし合ってよりよい世界になって行ければいいのになと。
ではここから再放送です。
投稿日: 2025年3月23日 17:48
セカンドアルバム「約束の地(仮)」制作進んでます。
来週日曜日はセカンド2度目のドラム録音。
昨年6月に録音した曲も、録音し直したりする。
この1年のテルさんの成長も録音したいじゃん。
これから半年くらいは夢中で制作に没頭できそうです。
約束の地/Anning’s Dragonについて
ぼくらは取り返しのつかないことをした
約束の地はどこにあるのだろう
タイトル曲「約束の地」はMCで話してるとおり
旧約聖書に出てくるカナンの地を象徴にしてる。
神がアブラハムとその子孫に与えると約束した、
「乳と蜜の流れる聖なる土地」と言われる場所。
だけど、その土地で今流れているのは血。
神の名を掲げながら互いを許せない。
そこにハマスによる攻撃とイスラエルのガザ侵攻。
常軌を逸した双方の行動で2番は丸々書き換えざるを得なくなった。
声に出して泣いたあの日の純粋は
僕の中で二度と戻らないだろう。
言葉は魔法と知らぬままに
互いのこと傷つけあう。
この曲で言いたいことは「言葉は魔法」
人類最高の英知の道具。言葉は強大な力がある。
だから「言葉は刃物」のような道具。
超便利だけど使い方次第では武器にもなる。
プーチンは言葉で核の脅しをしてる。
つまり彼は核を使ったことになる。
例えば銃を発砲してなくても、銃で脅せば銃を使ったことになるよね。言葉はそれくらい危険ということ。
今もゼレンスキーやトランプも言葉で世界を動かそうとしてる。良くも悪くも言葉という道具って使い方次第なんだと思う。
だから、あげつらい、からかい、皮肉、
これらを私は出来るだけしないよう努力してる。
なぜならそれは刃物を使ったゲームだから。
今、巨大なブーメランが額に刺さりましたがw
私もあえて強い言葉を使うことはありますが、
無駄に相手を傷つけることは避けていきたい。
100%本心です。
傷つけあうのはぼくら生きている証
赦し合える日が来ると祈っている
言葉が人を傷つけるなら、
言葉が人を癒すこともできるはず。
私たちは間違える。
大切なものを壊してしまう。
でも言葉が赦しや再生が生まれることもあると思うんですよね。
誰かに向けてやさしい言葉をかけたとき、
自分の中の小さな子供を抱きしめたとき
その瞬間に、私たちはすでに“約束の地”に立っているのかも。
ま、緩めながら、
少々許し合っていければいいなと。
ポンコツでない人間いないですよね。ね?
ポンコツ同士、許し合っていくしかないんすよ。
そんなアルバムにしていきたいんですわ。
厨二病ですな。相変わらず。
不治の病です。
約束の地
声に出して泣いたあの日の純粋は
ぼくの中で二度と戻らないだろう
言葉は魔法と知らぬままにぼくらは
互いのこと傷つけあつう
声に出して泣いたあの日の純粋は
ぼくの中で二度と戻らないだろう
心の中に傷だらけの子供を
隠してるのに大人のふりをして
ぼくらは愛を知るためにやってきたのさ
穢れすぎのこの世界に だから
ひとつでいいから愛をください
ぼくらは探し続けてるんだ約束の地を
約束の場所は何処にあるのだろう
人はいつかそこに辿り着けるのだろう
月より遠い場所なのかもしれない
今キミが立ってる場所なのかもしれない
ぼくらは取り返しのつかないことをした
約束の地は何処にあるのだろう
傷つけ合うのは僕ら生きている証
赦しあえる日が来ると祈っている
心の中に傷だらけの子供を
隠してるのに大人のふりをして
ぼくらは愛を知るためにやってきたのさ
穢れすぎのこの世界に だから
ひとつでいいから愛をください
ぼくらは探し続けてるんだ約束の地を
