
「新世界より」読了とセカンドアルバムの話
オーディオブック(オーディブル)
で読んでた「新世界より」読了しました。
3冊合計の再生時間
上巻:11時間32分
中巻:10時間44分
下巻:13時間31分
合計
約 35時間47分
長かったー。
オーディブル生活の記録更新です。
面白いことは面白かった。
なので最後まで飽きずに読めた。
最後まで徹底的にディストピアだった。
ルミさんにお勧めされた理由分かった。
ハッピーエンド風に感じさせるラスト。
だけど、これでええのか??
と、読者に考えて欲しいんだろね。作者は。
すずめの戸締まりと同じような後味の悪さ。
あれも世のためにダイジンは犠牲にできるが、
自分の個人的な愛は守り抜く身勝手さ。
天気の子ラストの方が自分は納得できる。
愛する人を選んだ代わりに東京は水没っていう。
バケネズミも根絶やしにはされなかっただけで
差別は残るしそれまでの管理社会も変わらん。
「何もかも早季がリーダーになって良くなった未来」
を描かないところが作者が人類に思うとこなんだろね。
愛する相手のためなら他者を犠牲にできる冷徹さ
それを「仕方なかった」と飲み込む胆力
そして最終的に「幸せを勝ち取る」したたかさ。
それまでの冷徹な人類同様、早季も同じ判断をしていく。
なるほどね。ルミさんにお勧めされるわけです。
けっして好きなお話ではなかったけど、
自分らの作品の根っこにあるのは近いものだった。
アニングスドラゴンの1st
「世界の救い方」は「自分から見えてる世界」
しか救えない、というお話でした。
最後の曲「愛は動詞さ」は”隣の人を愛す”
これを全世界の人類がやれば世界を救える、
というファンタジー作品で。
でも”自分から見える世界だけ”なら救えるやろ?と。
セカンドアルバム「約束の地」はいきなり
世界の破滅からスタートします。
SNS上の嫉妬、怒り、分裂の先にある
“爆発”と“崩壊”
原爆の閃光で始まったアルバムは、
各曲を経て、破壊の光とは真逆の
”命をつなぐ光”で終わります。
大地を焦がす閃光ではなく、
1ミリ以下の、小さな、小さなひかり。
分断された世界から、
“あなた”と”わたし”が再びつながるまでの物語
「しあわせ」とは何か、「赦す」とは何か、
考えながら必死で作っています。
「新世界より」
アルバム制作中に読んでよかった。
レコーディングに本気で向き合ってくれてる仲間に感謝。
完成したらぜひ聴いてなー!
