
ミックスダウン完了しました!
アニングスドラゴンのニューアルバム
「約束の地」
1月12日に全録音が完了し、
1月13日からミックスダウン。
そして昨日3月1日にに、
ようやくミックスダウンが完了しました。
ミックスダウンをして頂いた、
whereabouts recordsの竹内一弘様には
本当にご苦労をおかけしてしまいました。
竹内さんには2012にマスタリングを
お願いしてから、ずっとお世話になってます。
リットーミュージックから、
多数の著書も出されておられる大先生です。
アニングスドラゴン以降の私のアルバムは
自分でミックスダウンをしてません。
レコーディング、ミックスダウンという技術は
それだけでも一生追求すべき沼なんですよね。
自分は作曲と歌、演奏に集中すべきと思って。
竹内さんからいつか頂いた言葉
「音楽はひとりで作ってはいけない」
これが、今も色々な方々に協力して頂いて
音楽を作るという、自分の”軸”になりました。
今回は、私が異常にこだわり続けて
竹内さんには本当にご苦労をおかけしました。
これだけ1度に作品群を発表するのは、
これからの人生で無いかもしれない、
と思うとね…
プロ中のプロに意見するわけです。
正直、何度も心が折れそうでした。
竹内さんは、私の稚拙な意見にも最後まで、
真摯に向き合って下さいました。
感謝しかありません。
画像のCD-Rは、今回のミックスを
色々な環境で聴くために
焼き続けたCD-Rです。すごい数。
エンジニアというお仕事は本当に大変と思います。
例えるなら「中学生の前髪を切る」くらい
恐ろしい仕事と思います。
「チェッカーズ刈りにしてください!」
なんてやってくるわけですよ。私のようなのがw
※死語ですので以下画像ご参照ください。
チェッカーズ刈り。校則で禁止されてましたw
1980年頃のヤンキーに大流行。
ヤンキーは拡大解釈し、前髪と襟足はとんでもない長さにw

プロの仕事を最高の技術で最善を尽くしたら、
「ちがーう!!襟足がみじけぇ!」
「前髪の真ん中だけ、アゴまで伸ばして!」
…え…そもそもアンタの前髪、そこまでないやん…
この1月から、そんな日々だったと思います。
「ベースをありえないくらい出してください」
「ガットギターをエレキに勝たせてください」
など無理難題を、
せっかくのバランスを崩すようなことを、
お願いし続けてしまいました。
最後までお付き合いいただき、
本当に感謝しております。
竹内さんが一番ご納得なさってないと思いますが、
私は納得の「チェッカーズ刈り」になりました。
本当にご苦労をおかけしました。
あのビートルズでも、
エンジニアは大変だったようです。
とくにビートルズより若い、
天才エンジニア、ジェフエメリックは
無理難題を言われ続けて、最後はキレて辞めました。
Tomorrow never knowsのイントロでジョンが
逆さづりになって回転しながら歌おうとして
(山の上からダライラマが響くようにと)
レスリースピーカーから歌を出して録音や
(ジョンの逆さ吊り、やればよかったのに)
「モータウンみたいなドラムの音じゃない!」
と、近接サウンドを求められ、
バスドラムに穴を空ける大発明。
(いまでは常識だけどジェフエメリックがやった)
タムの中にまでマイクを突っ込む。
(フロアタムは花瓶でマイク立てたそうだ)
しまいには、イエローサブマリンの水中音を出すため
ノイマンのコンデンサーマイクをコンドームに入れて
実際に水没。
数百ボルトの電流が流れてます。
下手したら感電します。
確か、最後に揉めたのはジョンレノンが
レボリューションって曲で
「なんでジミヘンみたいな音で録音できねーんだ!」
と、言われてキレたんだっけ?よく覚えてないけど
いや…あんたのギターの音が歪んでないから、
そもそも、そういう音が録音できんのじゃん…
という、誰にでも分かりそうな言いがかりw
そんで、あの曲のディストーションを
コンソールのミキサー側で歪ませて作ったとか。
多分、似たようなご苦労を
竹内さんに、たくさんお掛けしたと思います。
大変感謝しております。
今からマスタリング、ジャケット、
工場入稿を経て。
オンライン配信登録もやり、著作権申請、
色々やることが山積しておりますが、
とりあえず、ここまで来ました。
出来上がったら、ぜひお聴きください!
