
不思議だけど身近にある、役に立つ理論”複雑系”【この世はなんなんだ第14話】
この世はなんなんだシリーズ第14話です。
▶︎ はじめての方は【第1話】から読むことをおすすめします。
👉この世はなんなんだシリーズ
が、読みたいとこだけ読んでも大丈夫です。
今日はひとつの概念をお伝えします。
もちろん、ちゃんとした学問です。
これが入ってないと、
今後の”この世はなんなんだ”が説明できないので
ご興味ありましたら読んでみてください。
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■ 今日説明するのは「複雑系」
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わぁ!走って逃げんなー!笑
ぜんっぜん、難しくないっす!
この”複雑系”が宇宙や生命の成り立ちに、
非常に関係があるという上に、
これ、人生、職場、人間関係、商売、
色々役に立つ概念なんです。
結論を先に言いますと、
「単純なものが沢山絡み合うと、勝手に秩序が出来る現象」のこと。
誰も設計してないのに、
秩序とか役割分担とか流れが生まれる。
そんな不思議な現象の話です。
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■ あらゆる場所で複雑系は存在
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例えばアリさん。
アリさんは目が見えない。というか目が無い。
アリさん自体の動きはロボみたいで、
・フェロモン上を動く
・ぶつかったら「持つ」逆に向いて歩く
・ぶつかったら「離す」逆に向いて歩く
以上なんです。
なのに、出来上がった巣は
食べ物が入って、ゴミが外、道が出来て、、
という社会システムが構築されてる。
不思議ですよね。
他にも、マグロボールや鳥の群れ。
誰も統率してないのに、秩序だって動く。
これも”複雑系”と言われる現象のひとつ。
実験で、東京都のジオラマに
エサを人口分布と同じ分配置。
そこにアメーバを置く。
すると広がって、つながって、
山手線が出来たり、放射状の鉄道や道路が、
ほとんど現実の東京とそっくりになったとか。
会議もしてない、地図も持たないアメーバが、
人類と同じ結果を出した、ということ。
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■ すぐ役に立つ「複雑系」の使い方
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使い方、、というかですね、、
複雑系の世界でやっちゃダメなことがあります。
「全部をコントロールしようとすること」
です。
つまり暴君や独裁者、トップダウンの経営者、あのロックミュージシャンw
全て、複雑系に反する動きをしとります。
経済ひとつをとっても、複雑系の化け物。
人の気持ち、社会情勢、新商品、噂、期待、恐怖
ひとりひとりの購買行動が、
全体で見ると体系だって見えてくる。
「中央で全部を決める」をやっちゃうと、
だいたい悲劇が起きてますよね。
市場の自動調整に任せる。この方がだいぶマシ。
部下の教育や、子供の教育だって、
「命令」しない「コントロール」しない。
勝手に育つw
「いつでも助けるよー」って言ってればいい。
コントロールを手放せば、勝手に自己組織化して
自立して動くようになるもんです。
その方が、めっちゃラクだしね。
「混乱が人を育てる」ってこと。
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■ 宇宙と生命の秘密がここにあると思ってる
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なぜ今回”複雑系”の概念を説明したかと言いますと、
複雑なDNAのなりたち、生命の進化、意識、
だけでなく、宇宙全体が全て、
複雑系という概念なしでは説明不可能、
って思ってて。
偶然で構築されたにしては、130億年は短すぎかも。
複雑系が言う、”自己組織化”
っていう現象と考えたら色々説明がつくかも。
なので、
今後、このシリーズに”複雑系”が出てくることも
あると思いますので、
複雑系とは、
誰も設計してないのに、
秩序とか役割分担とか流れが生まれる現象
と認識ください。
それでは本日はこの辺で。
つづく…
