メトロノームの同期現象-バンド運営に対する想い-

2025/10/03オルト

とある取材にあたって、自分がバンドを
どう考えているかをあらためて言葉にしてみた

 

複数のメトロノームを
同じ台に置いて動かすと、
だんだんリズムが合って、
最後は同期してしまうらしい。

 

 

なんか人の集まりもそうだなって思う。

国家、宗教、会社、家族。
バンドもそう。

互いに影響し合ってシンクロする。
それでデカいことも出来るけど、
悪い方に転がったら暴走することもある。

 

昔はね、バンドで何度も失敗した。

活動のテンポ速すぎて空回ったり、
逆に遅すぎて止まったり。

そんなことを繰り返して、
続けられんかったこともある。

 

以前のバンドじゃ、
理想のメンバー像を勝手に描いて
人を変えようとしてしまったり。

 

逆にメンバーの想いを大切にするあまり、
自分のやりたいことを封じ込め、
なんのためにやってるんだっけ?
となってしまい、バンドが解散したことも。

 

それがあって気づいたこと。

 

人も変えない、自分も変えない、
そんなバンド運営をしていきたい。

 

人とバランスする、ということは非常に難しく、
バランスし続ける、ということは更に難しいです。

 

その解散した前のバンドの話だけど。

自分がいくら
「自分も変えない、相手も変えない」

と思っていたところで、相手が

「自分は客観的に物事を見れている」

という考えを持っていれば、

自分の価値観と違った行動を人が取ると、

圧力を加えたり、無言で責めたり、

善意で相手をコントロールしよう
とするようになります。

とても静かに。

客観して物事を見れる人はいないのにね。

 

「正解」の対義語は「不正解」じゃない。

「正解」対義語は「別の正解」

 

リーダーの仕事って「決める」「責任取る」
だと思ってるんです。

 

「どっちが正解か」じゃなくて、
「こっちにする」と腹くくって旗振ること。

 

正解を探すんじゃなくて、
選んだ道を正解にするために動く
そのためには何でもする。

 

でも独善的にならないように、
メンバーとたくさん話をすること。

 

自分と違う価値観を持つ人間と創作をするのが、
バンドをやる意味の中のひとつ。
(他の意味についてはまた語ります)

 

言い出しっぺになって「自分の目的」
も「メンバーの想い」も同時に叶える方法を
模索する、提案をする、話し合う、決定をする。

そして困ったら、メンバーに聞く、投げる。
そのために仲間はいるんです。

 

だから今、同じ台に乗って
一緒にリズムを刻んでくれるメンバーに
ほんと感謝しております。