
10年前の自分と向き合った夜
昨日、仕事を終えてへとへとになって
さあ、録音しよう、とVS1680の電源を入れる。
んで、ターゲット曲”キミトボク”の入ってる
ハードディスクのパーティションをセレクト。
ロードが終わって再生すると、
なぜか10年前の録音が流れてきた。
すぐにパーティションのセレクトを
間違えたのだと気づいた。
City / クアルテートリプリ

発表直前でメンバー離脱により頓挫したアルバム
「黒い星・前編」の1曲目。
つまり完成手前で未発表の音源。
ボーカル以外は全て完成してる。
正直、驚いた。負けそう。
10年前の自分らの音を聞いて、
今作っている音源と比べて、
本当に10年分成長したんかいワシ?
と焦燥感を感じた。
しかもVS880時代(8トラ)の録音。
マイクは57だしプリアンプも使ってない。
そのパーティションには、
他にも「黒い星・前編」の曲たちが
たくさん眠りについていた。
「黒い星」は前後編で音楽とラジオドラマで綴る音楽ドラマ。
前ライブでやった「黒い星~遥かなる水平線~」
とはコンセプトは一緒だが全く違うお話。
タイムトラベラー
タイムマシン
真夜中の太陽
他にもSE的なコラージュ演奏。
ひとしきり聴いて消去した。
結局今日の録音は出来ずに終わる。
アルバムのストーリー同様タイムトラベルした夜だった。
確かにパーティションを正しく
選んだつもりなのに出てきた10年前の
自分たちの音源と向き合う時間。
多分、偶然ではなかったんだろう。
意識が変わった。
いつもライバルは昔の自分。
常に以前の自分には楽勝でいたい。
多分あの頃のクォリティは、
今では簡単に出せるようになってるけど。
必死で作っている鬼気迫る演奏に
全力でアタックしてくる恐ろしさ。若さ。
負けとるわけにいかんじゃろと。
録音は遅々として進んでいます。
