10年前の自分と向き合った夜

2025/09/26オルト

昨日、仕事を終えてへとへとになって
さあ、録音しよう、とVS1680の電源を入れる。

んで、ターゲット曲”キミトボク”の入ってる
ハードディスクのパーティションをセレクト。

 

ロードが終わって再生すると、
なぜか10年前の録音が流れてきた。

すぐにパーティションのセレクトを
間違えたのだと気づいた。

 

City / クアルテートリプリ

 

発表直前でメンバー離脱により頓挫したアルバム
「黒い星・前編」の1曲目。
つまり完成手前で未発表の音源。

ボーカル以外は全て完成してる。

 

正直、驚いた。負けそう。

10年前の自分らの音を聞いて、
今作っている音源と比べて、

本当に10年分成長したんかいワシ?
と焦燥感を感じた。

 

しかもVS880時代(8トラ)の録音。
マイクは57だしプリアンプも使ってない。

 

そのパーティションには、
他にも「黒い星・前編」の曲たちが
たくさん眠りについていた。

 

「黒い星」は前後編で音楽とラジオドラマで綴る音楽ドラマ。
前ライブでやった「黒い星~遥かなる水平線~」
とはコンセプトは一緒だが全く違うお話。

詳しくはここで語ってる。

 

タイムトラベラー
タイムマシン
真夜中の太陽

他にもSE的なコラージュ演奏。

ひとしきり聴いて消去した。

 

結局今日の録音は出来ずに終わる。
アルバムのストーリー同様タイムトラベルした夜だった。

 

確かにパーティションを正しく
選んだつもりなのに出てきた10年前の
自分たちの音源と向き合う時間。

 

多分、偶然ではなかったんだろう。

 

意識が変わった。

いつもライバルは昔の自分。
常に以前の自分には楽勝でいたい。

 

多分あの頃のクォリティは、
今では簡単に出せるようになってるけど。

必死で作っている鬼気迫る演奏に
全力でアタックしてくる恐ろしさ。若さ。

 

負けとるわけにいかんじゃろと。

 

録音は遅々として進んでいます。