
【三匹の小太り】性格が悪い裏設定のお話
ヒマすぎたお盆に書いたネタブログ。
未来の「旅」を描いたお話です。
移動が必要なくなった時代に旅をする意味
そんなテーマで書いてみました。
大げさに言うと。
お話としては主人公が宇宙に行くだけ。
それだけの話です。
でも、実はめちゃくちゃ作りこんでます。
歴史、経済、時代、交通、
ヒマに任せて、考え尽くしました。
今日はこの平和なお話の、意地悪な裏設定を
バラしたくなったので書いてみます。
この話では「義体」と呼ばれる、
人型のドローンが徘徊する世界を描きました。
VRスーツを着れば、家に居ながら旅ができる。
義体が温泉に入れば、完全温泉が体験できる。
だから、人が動くことはほとんど無くなって、
羽田空港は貨物機しか飛びません。
食料や薬などの物資だけが移動する世界。
2030年代には、宇宙ステーションが
軌道エレベーターに直結してブームになったけど、
義体の発展で、誰も行かない過去の観光地に。
主人公はそこへ向かいます。
第一話にちらっと出てくる「台京」
兄が自宅で出張するっていう場面で出てきます。
移動が意味なくなった世界でわざわざ出張。
この世界では、相手に最大の敬意を表す行為です。
ではここから、なぜ「義体」が発展したのかを。
SF設定ですから、怒らないでね。
台京は、台湾の首都「台北」のことです。
台湾有事が起こって、自衛隊が防衛出動。
その際、護衛艦が沈められてしまう。
犠牲者が出たことで日本の世論は、
一発で真逆になる。
でも民主国家は大量の死者が出る戦争は、
耐えられないと思うんですよね。
そこで某企業が日本に協力。
人型の無人機を大量生産。
その人型の無人機が、台湾に上陸作戦を展開。
ノルマンディー上陸のような、
大量の犠牲者を出すことなく、
占領された台湾を解放。
勝利に沸き立つ日本は調子に乗って、
首都を「台京」という東京っぽい名称に変更。
時を同じくして朝鮮南北が統一。
そして中国は経済破綻して、複数の国家に分散。
これは、1990年頃のソ連崩壊とドイツ統一を
モデルにしてます。
日本は勢いあまって華南地区まで義体で上陸。
人民を解放した、という建前で新しい経済圏
「円」を構築。
台湾や華南地区は、円と台湾ドルと元が、
同時に流通する世界になります。
支配から解放された世界には、
また新たな支配がやってくる。
物語ではインドネシアには国境が存在します。
宇宙という強力なインフラを持つインドネシアは、
「円」経済圏への参加を拒否したからです。
かくして義体技術は戦争で一気に革新。
そして10年後、義体が一般化された
という裏ストーリーとなってます。
性格悪いっすねw
そしてストーリー自体にほぼ無関係の裏設定。
これ、作詞するときの癖でして、
“ふわっ”とした状態が許せないんですよ。
情景を描くために、季節や天候、場所まで
具体的に考え尽くして作詞してます。
なんていうんだろ。
プラモデルで、接着したら見えなくなるのに
エンジンの中身まで作ってあるやつみたいな。
ちょっと本日は、そんな自分の作風を
お盆に書いたネタブログでバラしてみました。
次のアニングスドラゴンのライブはこちら👇
Kimitsuki Sunday Live
日時:2026年11月15日(日) 開場17:30 開演 18:00
場所:君がくれた月(山口市小郡下郷1292 溝部ビル2F)<地図>
出演:アニングスドラゴン、Nylon Brothers、秋森ポニ

