
ジブリDVD「宮崎駿と青サギと…」見て大感動
先日訪れたジブリパークで
自分用のお土産で買ったDVD
「宮崎駿と青サギと…」
を昨日見ました。
内容はNHKの
「プロフェッショナル 仕事の流儀」
の取材が元になっているので、
見たことがある内容が重なってたんですが
リメイク、大幅追加されていました。
映画になってた。素晴らしい。感動しました。
もう、冒頭からオレ大号泣。
いや、多分、これ見て号泣する人は稀かも。
妻も呆れていました。
この人の涙腺崩壊ポイントはいつも謎。
そう思ってるだろw
でも、創作をする人には刺さりまくると思う。
つぶやきやぼやき、ふとした行動も刺激になる。
使ってるペンや靴、洋服ハンガーもチェックして
真似したくなってます。

脳をパカっと開けないと面白いものは作れない
この言葉が残りました。
曰く、脳の奥には爬虫類の頃の原始的な脳があって
その扉を開かないと、とんでもないモノは作れない。
そして原始的な脳は、狂暴で攻撃性が高い。
問題は、いったん開くと閉じてくれない。
日常生活に支障が出る。
もう一人の主人公、鈴木プロデューサーは
「宮さんは、物語と現実の境目が無くなってる」
あっち側に行って、帰ってこれなくなると。
引退撤回して新作の絵コンテを書き始めた頃、
盟友高畑勲が亡くなってしまい、
その後、宮さんはずっと
「パクさん、パクさん」と彼を求め続ける。
「パクさんが消しゴム持ってったんじゃないかな。パクさん返して」とか言いながら一人で夜のスタジオをうろつく姿には恐ろしいものを感じました。
取材中にも、次々と仲間が亡くなります。
取材にも応じていた、いつも珈琲を入れてくれる
印象的な助手の女性まで。
一緒に映画を作ってきた仲間たちが
ひとりずつ去っていく。
そこに「紅の豚」のシーンが重なります。
「神様がまだ来るなって言ったのね」
「俺には、お前はずっとそうして一人で飛んでいろって言われた気がしたがね」

物語の終盤に「魔女の宅急便」の
大好きなシーンも流れました。
キキが親友のウルスラとのシーンです。
今の自分に本当に刺さる言葉でした。
「私前は何も考えなくても飛べたの でも今はどうやって飛べたのかわからなくなっちゃった」
「そういう時はジタバタするしか無いよ 描いて描いて描きまくる」
「でもやっばり飛べなかったら?」
「描くのをやめる。散歩をしたり景色を見たり昼寝したり何もしない そうのちに急に描きたくなるんだよ。」
「なるかしら」 「なるさ」
過去の作品「天空の城ラピュタ」のコンテを
スタッフで眺めるシーン。
「今とおんなじ」と言う女性スタッフに、
作画監督を務めたエヴァンゲリオン出身の、
本田雄さんが追い打ちをかける。
「今より、迷いが無い絵」と言い切っちゃう。
宮さんは若い才能に断じられて逃げ場を探す。
「あの頃は迷ってるヒマなんかなかった」と。

もうひとつ、残った言葉。高畑勲が宮さんへ
「映画監督に引退なんて無い」
鈴木プロデューサーは、
「多くの大物監督は晩年になって駄作を出す」
それでも宮崎駿は、多分
一生終われない人なんだろう。
推しであり、憧れの人が今後どう生きるか。
彼を見てると歳をとって寂しくなっていくのも
悪くないなぁ、と思うんですよね。
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