GOOD TIME【セルフライナーノーツ】

2026/04/29オルトさん

セルフライナーノーツシリーズも
残り2曲となりました。

本日は「GOOD TIME」について。

 

アルバム2曲目のこの曲(GOOD TIME)と
3曲目の「キミトボク」は、
じつは、同じ一日の話なんですよね。

 

GOOD TIMEでは、朝目覚めたシーンから、
出社、山積みの仕事。
クレーム処理に追われる昼、
帰宅。酒を飲んで寝る。
ここまでを描いている。

La La La…というアカペラ合唱と共に、
次第に意識がなくなって夢の世界へ漂うまで。

そして続く、キミトボク冒頭。
幻想的なコーラスがいざなう夢の世界へ。

 

GOOD TIMEは、
良いことが起こっても、悪いことが起こっても
出会う経験全てを人生と呼ぶのであれば、
何が起ころうとも、GOOD TIMEなのさ

という表テーマがある。

ここが昨日書いた「キミトボク」と
非常に近いことを言っているんだけど、

本音ではしんどい。ゾンビのような顔。
でも一日を「最悪だった」と終わらせないための、
ポーズとしてのポジティブ。オトナの胆力。

それはそれで、主人公の成長なんだろうけど、
それが前に進んでいるのか、
ただやり過ごしているだけなのかは、
まだ分からない。

 

少なくとも「今日も最高だぜ!」という曲じゃない。
一発で世界が吹っ飛ぶ映画の世界じゃない。
じわじわと崩壊していく日常の話。

 

主人公の日中を描いたGOOD TIMEに対して、

キミトボクでは、
どっち選んでも後悔するんだから、
どっち選んでもいいじゃん、
つらい毎日がボクを成長させることなの、

と、似たようなことを言っている。

だが、

キミトボクは、答えに一歩近づく本音。
GOOD TIMEは、オトナとしての作法。

 

最初から物語化するつもりじゃなかったんだが
ストーリー上も時系列も、ホントに綺麗に繋がった

モノ作ってると、
こういうことってあるのよねー

 

曲は、わりと大人数編成のソウルナンバーで、
雑多な街の風景を感じさせてると思う。

参加ミュージシャン様のおかげです。

ラストシーンでは7曲目「AS TIME GOES BY」
が、同じ街を歩く風景を担当してるんだけど、

同じ風景が、ラストでは違って見える感じも、
めちゃくちゃ思い通りにハマったな。

 

そこに注目して聴いて頂けたら嬉しいです。

 


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