
キミトボク【セルフライナーノーツ】
アルバム『約束の地』の3曲目。
この物語の中核の曲の中の1曲です。
小説内の多くのシーンも、
この曲から生まれております。
この曲は、ボーカルを担当するひとみっちに
「どんな歌詞なら自分ごととして歌える?」
という質問からスタートした。(はず)
返ってきたのは、たぶんこれ。
「前に向いていける曲」
これは、難しい。
前を向くって、
“いいことがあったから元気です”
って話じゃない。
むしろ逆で、
しんどいことが起きたときに
それでも前を向くっていう“決意”の話だ。
ポジティブとかネガティブとか、
光とか影とか。
強い光が当たるほど、影も濃くなる。
つまり、調子が良いときほど、
ヤバいことが起こるのが人生の経験則で。
かくしてプロジェクト「キミトボク」は、
色んなことを後悔しながら生きる主人公が、
あどけない“誰か”の言葉と行動をきっかけに、
人に笑われることを、受け入れる。
傷つきながら、ダメな自分を赦して生きていく。
とっても不器用な“統合”のお話。
そんなお話になってしまった。
オレに「前に向いて行ける曲」と言うと、
こういうアウトプットになってしまう。
これで、ご納得して頂けたのだろうかw
これ、別に皮肉れてるわけじゃなく、
実は普通のことだったりする。
Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
ウルフルズ「ええねん」
[Alexandros]「明日、また」
星野源「アイデア」
前向きソングと言われてる曲は、
大体、闇を抱えながら前を向くのが通例。
(あるいは前を向いたフリ)
もしかしたら「前向きソング」って
めちゃくちゃシンプルで、
「止まらない曲」
って意味なのかもしれない。
たとえダメなままでも。
どんな状態になっても、たとえ未来がなくても、
”まだ出来ることはある”
元気になる、とかじゃくて、
立ち止まらない。
そういや、前向きソングって
書いたことないんじゃないだろか。
もしかしたら初めて。
それは、このテーマが難しいからだろうね。
こうやって考えてみると。
そう思うと、書いたことが無いジャンルを
ひとつクリアした(なのか?笑)
あとは…そうだな。
クリスマスソング
桜ソング
夏ソング
失恋ソング
頑張れ応援ソング
盛り上げ曲
泣かせ曲
まだまだ書いてないジャンルがありそう。
かるく曲としての話。
この曲はわりかしバンド結成からすぐに作り始めた曲で、
「打倒クアルテートリプリ(前身バンド)」
が色濃く出てしまった。
良く聴くとラテンロック、というジャンルで
(命名オレ)
アニメやロックで聴かれる隠れジャンル。
気がついたときには嬉しくなります。
そんなとこにも注目してお聴きくださいぺこり。
■<作品一覧>
短編小説
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