AS TIME GOES BY【セルフライナーノーツ】

2026/04/24オルトさん

本日は新作『約束の地』の歌モノの
ラストを飾る曲。

「AS TIME GOES BY」について。

 

この曲は小説版ではラストシーンの朝から
くりかえす日常と少しだけ違う朝の場面
を担当してます。

 

ジャンルはいわゆる『ジャズファンク』
になるんでしょうか。

うちのバンドでは珍しい曲。

 

偶然同じタイトルの曲があるのですがw

「AS TIME GOES BY」

フランク・シナトラが有名ですけど、
オレの推しは、カーメン・マクレエの
「アローン」というアルバムに入ってる

ピアノの弾き語りのライブバージョン。
収録は日本なんだよね。

 

 

話を戻して、うちの曲の話。

じつはすごく古い曲。

20代後半のころ、
突然カミナリが落ちたように
急に出来た曲。

 

歌詞もメロもコードも、
音の感触もすべて揃った状態で、

オレの滑走路に突然、着陸してきた曲。

「どしーん!」という強制着陸だった。

 

この話、小説にも出てくるんだけどね。

だから、この曲作った覚えが無いんだよね。

 

当時のオレ、ジャズにロックを感じており、
ロックなジャズを探しては聴き漁ってた。

それはビルエヴァンスだったり、
チャーリークリスチャンだったり、
ジャンゴラインハルトだったり。

 

「曲が降りてくる」
っていうのって、あると思うんですよね。

でも、滑走路が無いと降りてこれない。

 

メタルにしか興味が無かったときは、
メタルが降りてくるし、

ファンクばっかり聴いてた時は、
ファンクが着陸してくる。

 

ジャズをかじってた当時のオレの滑走路
未整備でボコボコで穴だらけの滑走路に
この曲は強制着陸してきた。

 

だから、大変なんですよ。
脳内ではカンペキな状態で鳴ってる。

なのに、解析が出来ない。

なんなんだ?このコードは?
これでもない、あれでもない。

 

着陸の瞬間にぶっ壊れた未知のUFOを、
訳が分からず修理する整備士の気持ち。

じつは歌詞だって、理解しないまま歌ってた。
何が書いてあるのか分かったのは後年。

 

そういえば、初めての出版
小説『約束の地』も強制着陸してきた機体。

 

創作ってやってると、作ってるじゃなくて
「書かされている」
と思うことはよくあります。

 

これは、自分では
『この世はなんなんだ』シリーズで書いてる。

情報宇宙論っていう仮説を学者が立ててて、
宇宙は過去、未来、現在の情報が全てあると。
可能性の分岐も含めて全てある。

 

曲などの作品のデータもそこにあって、
そのデータになんらかの量子的アクセスをして

曲が降りてくる、
ということになるんではなかろうか。

知らんけど。

 

そんな「書かされた」小説とこの曲。

 

ぜひアルバムと小説で感じてみてください。

たぶん、オレの作品じゃない。

 

 


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