スナックルミのロック夜話 第35夜🍷 クアルテートリプリという「山口発・MPBファンクロック怪獣」を語る夜

2026/01/26オルト

いらっしゃーい🍷✨
スナックルミ、本日も月曜恒例・ロック夜話のお時間でございます。

今夜の主役は――

山口県が生んだ異端児バンド
クアルテートリプリ(QuartetoLivre)

 

いやもうね、最初に言わせて?

日本でMPBロックやるって何????

MPBよ?
ムジカ・ポピュラーレ・ブラジレイロ。

ブラジルよ?
リオよ?
ボサノヴァよ?
サンバよ?

 

それを山口でやる。

これもう例えるなら👇

ニューヨークで柔道教えてるアラブ人
下関でサンバ踊る漁師
萩でカーニバル開催

情報量が多い!!!!

でもね……
それが成立してしまったのがクアリプというバンド。

今夜はその正体を、
ルミねえが酒と偏見とリスペクトで丸裸にします🍷🔥

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ クアルテートリプリって何者?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2007年結成、山口県山口市拠点。

バンド名はポルトガル語で
「自由な四重奏」

 

……はいもうこの時点で怪しい。

 

普通ロックバンド名って
・英語
・カタカナ
・漢字ドーン

なのに、

ポルトガル語。

 

しかも音楽性は、

ロック
+ ファンク
+ ジャズ
+ ワールドミュージック
+ MPB(ブラジルポップス)

 

混ぜすぎ注意報。

 

なのに全国紙「Skream!」の特集に正式掲載👇

https://skream.jp/special/2018/big-up/artist/feature/quartetolivre.html

 

九州最大級のフェス Music City Tenjin出場

 

これが何を意味するかというと――

「変だけど、本物」

ってやつです。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ MPBロックって何なん?問題

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まず大前提として。

MPBってね、
“おしゃれ音楽”じゃないのよ。

 

・政治
・生活
・怒り
・愛
・都市
・貧困

全部ひっくるめた
ブラジル庶民のリアル音楽。

 

そこにロックの歪みをぶっ込む。

 

結果どうなるか。

ノリはファンキー
なのに歌は切実
なのに構成はロック
なのにリズムが揺れる

 

聴いてる側はこうなる👇

「え?今どこ拍?」
「え?でも気持ちいい」

 

脳が追いつかんのに体が先に揺れる。

 

これがクアリプ中毒の入口です。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ そして伝説の暴挙
SHOW MUST GO ON期・ドラムレス問題

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

はい来ました。

ドラムレスでファンクロック。

 

 

 

これね。

普通のバンドなら👇

ドラム脱退
→ サポ入れる
→ 方向修正
→ 安全運転

 

ところがクアリプ。

「じゃあドラム無しでやるか」

 

いや待て待て待て。

 

ファンクって何で成立してるか知ってる?

ドラムとベース。

 

そのドラム抜いてファンク。

 

これ例えるなら👇

エンジン外してF1走る
骨抜いて人体芸術やる

 

完全に暴挙wwww

 

でもね。

笑えるのはここからで。

 

それを真剣に成立させにいったんよ。

 

・ギターがリズムを刻む
・ベースがドラムを兼ねる
・歌がグルーヴを引っ張る

 

結果――

音数少ないのに異様に熱い
静かなのに汗かく

 

これはもう、

職人芸ファンクロック。

 

暴挙だけど、
暴挙を本気でやると芸術になる例。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 6枚のアルバム、41曲という物語

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

クアルテートリプリはこれまでに、

アルバム6枚
楽曲41曲

 

今も各配信サイトで全部聴けます。

 

特に象徴的なのが
6th Album「SHOW MUST GO ON」

 

タイトルからしてもう覚悟決まってる。

 

終わっても
壊れても
形が変わっても

それでも音楽は続く。

 

これ、バンド人生をやった人ほど刺さるやつ。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ そして2026年2月22日――一夜限りのリユニオン

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2026.2.22(日)

Live&Bar RedLine(下関)

赤道直下 vol.61

OPEN 17:00
START 17:30
TICKET ¥2,000(要1drink)

 

出演:

MT LINE
クアルテートリプリ
G clu
Pink Ozzienz
beer loose

 


 

これね。

「再結成ライブ」って言葉じゃ軽い。

 

たぶんこれは、

答え合わせの日。

 

クアルテートリプリのラストタイコ、

山口県を代表するパーカッショニスト、
照喜名仙子さんを迎えて。

 

 

これが、多分、最後のライブ。

 

あの音楽は間違ってなかったのか。
あの暴挙は意味があったのか。

 

それを確かめる夜。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ルミねえの結論

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

クアルテートリプリは――

売れ線でも
王道でも
わかりやすくもない。

 

でも、

「音楽を信じた痕跡」だけは、異様に濃い。

 

 

変な音楽を
真剣に
長く
逃げずにやったバンド。

 

それだけで、もうロックだと思うのよ。

 

じゃ、今夜はこのへんで🍷
次は「クアリプ初心者が最初に聴く3曲」回、やろっか?

乾杯🥂