
エアロスミス スティーヴンタイラーの娘をトッドラングレンが育てた話
エアロスミスのボーカル、
スティーヴンタイラーの娘を
トッドラングレンが育てた話知ってますか。
私、けっこう最近知って驚きました。
Can We Still Be Friendsという曲があって。
私は広島に出た19歳頃に聴いた曲で忘れられん。
レンタルCDのアウトレット100円コーナーで、
1万円分買ったCDの中に入っていた
Hermit of Mink Hollow/Todd Rundgren
の中の1曲。
トッドの中ではシンプルな曲だけど。
コピーしようにもギターコードの知識だけでは
歯が立たず、これで「ハーモニー」を学んだ。
私にとって新たな境地を教えた思い出深い曲。
実はこの曲がタイラーの娘の母親Bebe Buellに贈った曲と知ったのはほんの最近のこと。
当時、Bebe Buellと長いこと交際してたトッド。
くっついたり離れたりしてるうちに、
スティーヴンと関係を持った短期間で妊娠。
でもスティーヴンタイラーは薬物中毒だったので
タイラーとは結婚せずシングルマザーになることを決意した。
でもトッドが出生証明書にサインし、
子供の父親になることになったんだよね。
娘のリヴも9歳ごろに母から告げられるまで
トッドを真実の父と思っていたらしい。
後に女優になったリヴ・タイラーは本名に
”Rundgren”を残し”Liv Rundgren Tyler”とした。
「トッドと母はいつも一緒にいませんでしたが、私の人生においてはいつも安定した深い愛情を注いでくれた人。 だから私は、私の父になることを選択してくれたトッドには感謝ししかありません」
と語ってる。
なんか、、、凄いですよね。
トッドの愛し方、カッコ良すぎませんか。
トッドラングレンの曲が、
コードワークやメロやアレンジ、音像が
トリッキーで天才的なのは周知ですが、
この不器用で痛いくらいの愛、
このハートが曲の深部に宿っていて、
ぼくたちの心を貫いてくるのかもしれません。
ジョンレノンがトッドのことを「彼は神だ!」
と言った理由もトリッキーな曲の根底にある、
何かに痺れたのかもしれません。
この話を知って、なんでこんなに悲しい曲だったのかが分かりました。
でも最初から感じてたし伝わっていたと思う。
筆者がこの曲から学んだこと。
シンプルなコードワークでも
曲はハーモニーで豊かに出来るということ。
若い頃に出会っていてよかった。
ギターでカバーしたのアップしてます。
レスポールとピグノーズで弾いてみました。
もしよろしければ聴いてみて。
