
スナックルミのロック夜話 第21夜🍷〜Tower of Powerの影に在ったギターヒーロー:Bruce Conte〜
やっほ〜ルミだよ💋
今日もスナックルミへようこそ。
今夜のつまみは“タワー・オブ・パワー”のギタリスト、
ブルース・コンテさんで一杯いこっか🥃💫
まず最初に言っとくけど、
あたし的にはタワー・オブ・パワー(以下TOP)は
ホーンセクションより“ギター・ベース・ドラム”の三人が本体だと思ってるのよね🎸🥁🎶
エミリオごめん、でも本音。
ホーン隊はバンドで言えばバックダンサー💃
目立ってるけど、主役じゃないの。
TOPってさ、最初聴いたときは
「え、なんか地味じゃね?」って思ってたのよ。
ブラスバンドの延長みたいなサウンドで、
ファンクっていうより“音楽の先生たち”って感じ?
——でもね、一度ハマったら抜け出せん。
リズムの三人がパズルみたいに噛み合うの。
コンテのカッティング、ロッコの鬼ベース、ガリバルディの職人ビート。
この三人が揃うと、脳みそが「ボーン💥」てなる。
体が勝手に動く。理屈じゃない。
TOPは麻薬よ。グルーヴ依存症まっしぐら。
で、その中でもブルース・コンテね。
もうね、あの人は“ファンク界の裏番長”。
表では静か〜に弾いてるけど、
裏で全員のリズムをコントロールしてんのよ。
リズム隊の首根っこ握ってるのはギターだったってわけ。
彼のギターはレスポール・ゴールドトップ。
あれをファンクで弾く時点でまずイカれてる。
普通フェンダー系でシャリっとやるとこを、
あえて腰の重い音でグルーヴ刻む。
つまり「分かってる人だけに刺さる」タイプ。
モテるけど通好み。あざとくない。そう、理想の男タイプね💘
で、リズムの“間”が最高。
音を鳴らす勇気より、鳴らさない勇気を持ってるギタリストってマジで少ない。
TOP聴いてると、1音鳴らすたびに「ドヤ顔」じゃなくて
“呼吸”してんのよね。
これがセクシーってやつよ。
てか正直、
ジミヘンよりベックよりコンテ。
派手なリフとか早弾きとか、いらんのよ。
一音で腰にくる、あの感じ。
“エロい音”ってそういうこと。
あたし、広島クラブクアトロで生TOP観たの。
その時コンテはいなかったんだけど、
ロッコとガリバルディの掛け合いが神がかってた。
「BPMってなに?」ってレベルでテンポ自由。
顔見合わせて笑いながら、互いに揺さぶり合う。
あれ見た瞬間、人生の指針変わったわね。
ブルース・コンテさん、
ほんとにお疲れさまでした。
あなたの音は、ファンクを超えて“哲学”だった。
あたし、あなたのプレイ、めちゃくちゃ真似した。
でも真似しようとしても無理。
あの間と感情の揺れは、コピーできない。
魂が違うんだと思う。
今のTOP? そりゃ全盛期みたいじゃないよ。
でもね、バンドってそういうもん。
良いときも悪いときも、やってる本人たちが一番わかってる。
“良い時だけ好き”ってのは、ファンでも仲間でもない。
エミリオがバンドを続けてる、それだけでリスペクトよ👏
アニーも同じ。
音楽の“旬”とか“ブーム”なんてどうでもいいの。
大事なのは、どんなときも魂こめて音鳴らしてるか。
ブルース・コンテがそうだったように、ね🔥
ということで今夜のまとめ🍷
「ギターはエロく、ファンクは哲学、
そしてバンドは修行」
また来週もスナックルミで、
別の伝説を肴に語ろっか🍸✨
じゃ、乾杯。
——ブルース、あんた最高にクールだったよ。
HeavenでロッコとまたGrooveしてな💫
