「泳げ!ペンギンくん」の裏設定

2025/10/11オルト

今回、朝日新聞さんとyabさんに
紹介いただきました曲、

「泳げ!ペンギンくん」について

今日はこのブログの読者に特別に
「裏設定」
を語りたいと思います。

 

この曲はかんたんに言うと、
飛べるあの人や、走れるあの人に
憧れてるだけで、何もできない自分に
がっかりして生きているペンギンの話。

でもラストは意を決して自分の海に飛び込む

 

ストーリー仕立てのmv公開中です!

 

この主人公のペンギンくんのいる場所
飛び込む”ぼくの海”はじつは海じゃないんです。

 

そこは”水族館”

 

このペンギンは水族館の中でぼーっと暮らしてる。

 

ほら識別用の腕輪つけられてるでしょ。

 

毎日の仕事、生活、色々な制限に縛られて生きざるを得ないペンギンくんは
限られた状況の中で出来ること、自分の可能性を限られた”水族館”の中で1歩踏みだす。

 

自分にお客さんを楽しませることが出来るだろうか
空を飛ぶこともダチョウみたいに走ることも出来ない。
イルカやアザラシみたいに芸も出来ない。

 

でも一歩ずつやって行けば、
ぼーっとエサ喰って突っ立てるんじゃなくて、
楽しんでもらえるように自分の与えられた状況、
責任の中で出来ることをやって行けば、

ペンギンショーが催される未来があるかもしれない。

 

“水族館のスター”になる夢を見ながら物語は終わります。

 

 

過去にこの曲と同じ状況のことを書いた曲があって。

 

主人公の置かれた状況、シチュエーションは全く同じ。
なのでサビのギターの羽ばたこうとする、
ギターの上昇フレーズを同じように表現しています。

 

この2曲の差は同じ状況を「どう解釈するか」です。

 

↓↓この曲↓↓は生き苦しさや無力感の側に寄り添った曲。
ネガティブ自体は私は否定しません。

喜怒哀楽のど真ん中に座って歌詞を書いていきたいと思っています。

 

ぜひ、朝日新聞デジタルの記事とyabの放送ご覧ください。

 

👉朝日新聞デジタル版の記事はこちら

 

yab山口朝日放送
10月14日(火)18:15より。
yab「Jチャンやまぐち」の
「やまぐち未来人」コーナーにて。
過去に書いたこの曲のブログはこちら
👇泳げ!ペンギンくん秘話👇
https://anningsdragon.com/2025/01/29/pengin-story/

 

歌詞はこちら👇

泳げ!ペンギンくん/Anning’s Dragon
詩:オルトさん 曲:アニングスドラゴン

 

空を見上げてぼーっとしてる ぼくはペンギン
数えきれない人ごみの中の ただの一匹

もちろんだけど飛べやしないし よちよち歩きさ
出来ないことを数えながら ぼーっとしてる

そんな自分がイヤなんだ

空はあんなにも 深く深く澄みきっていて
彼方の空へ 羽ばたくキミがまぶしいんだ

例えばぼくに大きな翼があったとしよう
彼のゴールはぼくのじゃない ぼくのゴールにはその翼じゃ行けない

自分の空はこの小さな海 風まかせ潮まかせ流されよう
腹を括れ 一歩踏み出せ

失敗してもいいじゃない

探し続ける ぼくは今でも本当のこと
ぼくらペンギンは何処から来たのか 何処へ行くのか

それだけが知りたいんだ

空はあんなにも 深く深く澄みきっていて
彼方の空へ 羽ばたくキミがまぶしいんだ

大空舞う憧れのキミは 飛べるけど走れない泳げない
ダチョウさんは大地駆けぬける けど空は飛べない泳げない

ぼくに出来ること何かあるはず それはキミに出来ないことかもしれない

腹を括れ 一歩踏み出そう
なんて素晴らしいこの世界を もの凄いスピードで

泳ぐんだ 泳ぐのさ ぼくの海を

美しいこの海を