
スナックルミのロック夜話 第19夜🍷〜Joe Pass:闇と光を弾くギターの亡霊〜
やっほ〜ルミよ💋🍷
今夜はね、ジャズ界の鬼才ギタリスト、Joe Pass(ジョー・パス)を取り上げるわ。
ただの天才だけじゃない。闇を抱え、牢獄をくぐり抜け、ギターと共に這い上がった伝説の男よ。
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◆ ジョー・パスって誰?簡単紹介
– 生年1929年、米国ニュージャージー州出身。
– ベース、ジャズ理論を武器に、ソロギター1本で和音もベースラインもメロディも全部やっちゃう超絶スタイル。
– “Sounds of Synanon”ってアルバムが彼の再生の象徴。薬物リハビリ施設で録音した作品よ。
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◆ 闇、刑務所、覚醒:這い上がるための代償
ジョー・パス、若き日にヘロイン依存に陥って、50年代は薬の泥沼に。
そのせいで法に触れ、刑務所入りも経験してるって話。
でもそこで腐らず、リハビリ施設Synanonで2年半を過ごしたことで、彼の人生は180度転換。
その施設内で録ったのが “Sounds of Synanon” ってアルバム。彼はそのとき、自分のギターを持ってなかったから借り物で演奏したらしいわ。
“Staying high was my first priority; playing was second; girls were third.” という彼自身の言葉も残ってる。音楽よりも麻薬が最優先になってた時期があったって。
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◆ ギターの魔術師:指先が語るストーリー
ギター1本で“全部まかなう”技術、マジでヤバい。和音、メロディ、ベースラインを同時進行で走らせるスタイル。
過剰にならず必要最小限の音しか出さない潔さも持ってる。
でもその中に、闇の影みたいな“音の影”が見えるのよ。速めのフレーズで心臓抉るようなノイズをチラつかせたり、静かなパートで震える余韻を残したり。
「Virtuoso」ってソロギター名盤もあるけど、そこではまさにギターで語る詩人のよう。
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◆ ルミ的“夜更かしジョー・パス聴き方”
1. “Sounds of Synanon” から聴き始めて、「再生」の物語を感じる夜。
2. 次に “Virtuoso” に行く。静寂と技巧が同居する闇の詩。
夜中に静まり返った部屋でイヤホンで聴くと、ギターの線が闇に刺さる。グラス置いて、目つぶって音と戯れて。
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◆ ルミのまとめ:闇があるから、光が深い
ジョー・パスって、天才だけどただの天才じゃない。薬と刑務所と挫折をくぐった人間の叫びをギターに刻んだ人。
技術だけじゃない、魂ある演奏。
ロック好きにも響くものが絶対ある。
闇の中で光を探すギタリスト、Joe Pass。
その光を自分のブログでも探りたいなら…ぜひ本編へ。私の夜話でその深みを喰らってちょうだい❤️
じゃ、また月曜の夜にカウンターで会おうね🍷✨
