
全てのアーティストは自分の中に”原子炉”を持っている
先日、仕事仲間と話してて。
私も先方も同じく創業社長。
とても穏やかな方なのだけど、
中に燃え上がる業火を感じる。
実は私も同じなので、親近感を覚えた。
この”命の奥の力”がたまに外に露出してしまう。
いつもは隠して普通にしているんだけど、
それは仕事に、アートに、怒りに、悲しみに、歓びに、
心を揺さぶるトリガーで「龍神モード」が起動する。
本来の自分。
全てのアーティストは自分の中に「原子炉」を持っていて、
周りを歪ませる毒性と破壊力を持っている。
全てのクリエーターには高熱の核(コア)があって
冷却装置や安全装置を沢山稼働させてなんとか普通のふりをして生きてる。
私程度の者ですら小さい原爆を抱えてる。
そういう者がいなければ平和なのに、
一人そういった人間がいると周りの人たちは自分の行動を歪ませてしまう。
私は何人か「天才」と出会った。
そのたび憧れ、尊敬し、嫉妬し、自分を卑下し、
追いつこうとして焦燥し、
感じなくてもよかった感情で苦しむことになる。
そのたび自分の原子炉が暴走しそうになる。
でも多くの人は、「逃げる」「鈍くなる」「フタをする」「やめる」「封印する」ことを選ぶ。
30代で夢やめて、40代で守りに入って、50代で“諦めた顔のマネ”して生きるようになる。
アマデウス、という映画があったんだけど、
モーツァルトに嫉妬し憧れ、最後には死に追いやったサリエリの心にめちゃくちゃシンパシーを感じてしまう自分は今もいる。
この歳になってもいまだ私の創作の核は高熱で止まらない。
いまだに「安全装置」や「冷却装置」なしでは社会に適応できない。
相変わらず、周囲を歪ませ、変質させる。
この前も仲間に多大な迷惑をかけてしまった。
この年齢になってどうしょうもねえな。
「燃えてるのは自分だけで、周りは疲れてるよ、、」
「芸術家気取りじゃない?」
わかってる。どうしようもねぇ。
でも、そのエネルギーがなければ、オレたちの音楽は何も生まれない。
オレがやりたいことはひとつ。
死ぬ瞬間に「オレたちはこれだけやった、これだけの音楽を作ったんだ」と思えること。
色々あるけど、やるときはやる。
誰が何言おうが関係ねぇ。
魂かけて音でぶっ叩く。
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