約束の地

2025/03/23オルト

セカンドアルバム「約束の地(仮)」制作進んでます。
来週日曜日はセカンド2度目のドラム録音。

 

昨年6月に録音した曲も、録音し直したりする。
この1年のテルさんの成長も録音したいじゃん。

これから半年くらいは夢中で制作に没頭できそうです。

 

約束の地/Anning’s Dragonについて

 

 

 

   ぼくらは取り返しのつかないことをした
   約束の地はどこにあるのだろう

 

タイトル曲「約束の地」はMCで話してるとおり
旧約聖書に出てくるカナンの地を象徴にしてる。

神がアブラハムとその子孫に与えると約束した、
「乳と蜜の流れる聖なる土地」と言われる場所。

だけど、その土地で今流れているのは血。
神の名を掲げながら互いを許せない。

そこにハマスによる攻撃とイスラエルのガザ侵攻。
常軌を逸した双方の行動で2番は丸々書き換えざるを得なくなった。

 

   声に出して泣いたあの日の純粋は 
   僕の中で二度と戻らないだろう。
   言葉は魔法と知らぬままに
   互いのこと傷つけあう。

 

この曲で言いたいことは「言葉は魔法」
人類最高の英知の道具。言葉は強大な力がある。

だから「言葉は刃物」のような道具。
超便利だけど使い方次第では武器にもなる。

プーチンは言葉で核の脅しをしてる。
つまり彼は核を使ったことになる。

例えば銃を発砲してなくても、銃で脅せば銃を使ったことになるよね。言葉はそれくらい危険ということ。
今もゼレンスキーやトランプも言葉で世界を動かそうとしてる。良くも悪くも言葉という道具って使い方次第なんだと思う。

だから、あげつらい、からかい、皮肉、
これらを私は出来るだけしないよう努力してる。
なぜならそれは刃物を使ったゲームだから。

今、巨大なブーメランが額に刺さりましたがw
私もあえて強い言葉を使うことはありますが、
無駄に相手を傷つけることは避けていきたい。

100%本心です。

 

 

   傷つけあうのはぼくら生きている証
   赦し合える日が来ると祈っている

 

言葉が人を傷つけるなら、
言葉が人を癒すこともできるはず。

 

私たちは間違える。
大切なものを壊してしまう。
でも言葉が赦しや再生が生まれることもあると思うんですよね。

誰かに向けてやさしい言葉をかけたとき、
自分の中の小さな子供を抱きしめたとき

 

その瞬間に、私たちはすでに“約束の地”に立っているのかも。

 

ま、緩めながら、
少々許し合っていければいいなと。
ポンコツでない人間いないですよね。ね?

ポンコツ同士、許し合っていくしかないんすよ。

 

そんなアルバムにしていきたいんですわ。

厨二病ですな。相変わらず。

 

不治の病です。