
【再放送】YouTubeで音量下げられる問題(結論)
本日は再放送です。
とはいっても結論が出たので前説にて説明します。
YouTubeやSpotifyに音源をアップすると音下げられる件。
いわゆる「ラウドネス基準」
(私の世代にラウドネス基準、と言うと、
学年で一番うまいメタルバンドが基準なのか?
指速すぎ!ってなりませんか。私だけ??)
これは色んな曲の音量がそれぞれ違うので、
聞きにくくなるから全部同じくらいで聞ける状態にしよう、
として自動で音量差を無くすようになってるんです。
各配信プラットフォームが独自の基準を決めてます。
通常、普通に音源アップしたら7,8dbは下げられる。
音圧を下げられないように新しい基準でマスター音源
を作る時代になったということらしい。
実際ブルーノマーズのシルクソニックのMVで調べると
2dbくらいしか下げられてなく、専用のマスター音源
を作っていることが分かります。
画像の本まで読んで勉強しました。
配信用アップの時は新たに10個くらいマスター作って
一番下げられないやつを選んでアップしたりもした。
DAWにLUFSメーターも入れた。
結論:やーめた!
思うんですよね。
これ新たな音圧競争じゃないかって。
そもそも「音圧」を含めたものが表現じゃない?
それをYouTubeごときのルールに従うってどうよ?
大体、そんな基準Googleやappleの都合で、
すぐコロコロ変わっちゃうかもしんないし、
それに振り回されるのはどうなのか??
「マスター音源」ってそんな軽いもの?
って思ってしまうのよ。
と言う訳で今は作るマスター音源はひとつ。
各配信プラットフォームさん、
あとはご自由にお下げください。
と、いう結論に至りました。
以下書は「新しい配信形式に音源を合わせよう」
という意図の書ではありますが、
概要を理解するには役に立ちました。
皆さんがどう考えるかの参考になるかもです。
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2021/12/15
最近ずっと配信向けの音源づくりのことで悩んでることは前に書いたとおりです。
本はまだ読み終わってはないけど、概略は理解した。
だが、現実は教科書とはけっこう違うので悩みは尽きない。
配信先のルールに従った音源よりもルール違反してる音源が勝ってしまったりする。
「勝つ」というのは聴覚上、迫力があるように聞こえてしまうこと。
YouTubeなら、PCで再生画面上で右クリックして「詳細統計情報」ってのを選択すると以下画像のようになる。
矢印のところで、YouTubeに音を小さくされているかが確認できる。
この動画はかなり成功している方で、7dbも下げられて、半分くらいの音量にされてるのもある。
だが、ルールに従った音源よりも、がっつり下げられてるはずの音源が大きく聞こえたりする。
それどころか、ルールに従ってないはずの大きい音の音源があんまり下げられてなかったり。
この2週間くらい、色んなパターンの非公開動画を
アップしまくって実験してるけど、やればやるほど分からん。。
人間の耳の特性は、低音が小さく聞こえたり、中域が大きく聞こえたりするが、
機械は当然ながら低音も高音も平等に扱うので、その差かもしれない。
今日も朝から実験を繰り返してたが、もうそろそろあきらめよう。
とりあえず自分たちで作るYouTube動画くらいははもうちょい気楽でいいや。