
【再放送】アリス起動-セルフライナーノーツ
最近の投稿ですが本日は再放送。
と、言うのも昨日「劇団演劇街」さんの新年会があり、
新年会と言っても普通ではなく。
劇や音楽のガチのショーがあるんです。
今年の新年会も本当に素晴らしい出し物ばかり。
「余興」をはるかに超えてて、お金とれると思う。
これがクローズドなんて贅沢すぎでした。
我々アニングスドラゴンも
チェロを加えた特殊4人編成で参戦!
CDもたくさん買っていただいたので、
アルバムの劇伴部分のトラック1
「アリス起動」
についての解説おば。
どんなことを考えて劇伴制作しているのか、
伝わっていただけましたら幸いです。
私、ライブのmcで
「ブログにエレイン・ケインのおきみやげの
ネタばれあり考察を書いてます」
と話してしまったのですが、
そちらの記事を劇団の方に読まれるのは
とても恐ろしいのでwブログの海に隠しておこう。
(どうだ探しにくいだろうw)
考察、付け加えますと最後の暗号は
「エレインさんは元気」
ではないでしょうかw
それではここから再放送スタートです。
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2024/11/11
今回のサントラ盤のセルフライナーノーツです。
3曲目の「アリス起動」について。
この曲は劇のオープニングを飾る曲として製作しました。
アリスというAIが起動するシーンをイメージして作ってます。
電源が入る、視覚、聴覚が回復、まだOSが起動していないので認識エラー。
自動ログインが始まり、再認識。
同時に血液であるオイルが循環しポンプの鼓動が始まる。
体温が戻る。
OSが起動。
バイナリデータがアリスに流れ込む音。
この音はアリスにしか聞こえない。
そしてアリスは自分が自分である記憶を思い出す。
そんなイメージで制作しました。
ぜひサントラCDか劇場冒頭にてご確認ください。
これを作るのに随分いろいろ勝手に設定を考えました。
アリスは有機アンドロイドでサイボーグと明確な違いが無くなってる。
それはDNAやニューロンのように自動増殖するバイオチップ、ニューロチップが出来ているからで、
おそらくケインカンパニーを創設したアンドリューケインは、
その発明により巨大ビックテック企業のCEOとなったと勝手に設定。
伝わらなくてもいいんです。元SF好きの自己満足で。
何かしら雰囲気が伝えるものになればなと。創作とは多分そんなもん。
ほな本日はこの辺で。