2024年オルトさん読書大賞発表(勝手に)
今年も終わり、ということで今年読んだ本で一番心に残った本の話。
私、ひと月に4、5冊くらい本読んでるくらいのペースの人です。
「趣味は読書」と言えるにはちょい少ないくらいの感じ。
今年は劇団演劇街のSF新作劇「エレイン・ケインのおきみやげ」への
楽曲提供があったので、SF小説読みまくりましたねー
勢いあまって、今も「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を半分くらい読んだところです。
(ブレードランナーの原作小説です。めちゃおもろい)
SFといっても劇の音楽の参考にするための読書だったので、
「資料をあさる」的な読み方だったんで、昔の定番SFばっか読みました。
2001年宇宙の旅は小説読んだことなかったんだけど、小説がベスト。
映画は訳分からんですが、小説版は完璧に理解できるし面白かった。
何より、ぞっとするような美しい真空の宇宙の風景を、
まるで見てきたかのような「大自然」と感じる描写力に圧倒された。
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他にも色々SF読み漁る一年でしたが、一番心に残ったのはこれ。
夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF) [ ロバート・A・ハインライン ] 価格:1078円 |
ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」
2024年度オルトさん読書大賞は68年前の作品に決定w
昔一度読んでて、学生の頃だったかな?
でも内容を大体忘れてて初めてのように楽しめたw
読んだ感想。意外にネコ出てこない(笑)
物語の展開が面白くて「次どうなる??」
ってハラハラわくわくしながらあっという間に夢中で読めた。
新井素子にも通じるポップさ。
冒頭は核戦争10年後の冬。人生に絶望している状況のシーンから、
ラストへ向けて夏への扉を開いてくような爽快感はたまらん。
読んでる間は幸せでした。ポジティブになれます。おすすめです。
山﨑賢人主演の映画は私的にはおすすめしないですが別物と思えば見れます。
原作おもろすぎて、映画もっとおもろくできるやろって思ってしまうのですが。
ここまで読んで頂いたあなた。
「夏への扉」の扉絵と似てるジャケットの曲「シュレディンガーの猫」を
聴いていきませんか。もしよろしければ。