ボブ・テンチさよなら。サンキュー
70年代ロックに詳しくない方は多分わからん人と思いますが
世界一好きなボーカリスト、ボブ・テンチ(ボビー・テンチ)が
いつのまにか亡くなっていた、、、
ジェフ・ベック・グループやハンブル・パイの元メンバー ボブ・テンチ死去
https://amass.jp/173330/
第二期ジェフベックグループのボーカリストでジェフベックグループでは2枚のアルバムを出してます。
出会いは高校生の頃。メタル狂いだった私ですが、
先輩に「ベックとかクラプトン聞け」なんてマウントとられて悔しかったので聞きまくり。
何が良いのか、ぜんぜん分からん(特にクリーム)
バイト代返せ、って思っておりましたが上記2枚がどうしても気になる。
何が良いのか分からんのは同じなれど、なんじゃこのディストーションボーカルは!
こんな歪んだ歌声は二井原実(ラウドネス)か坂本英三(アンセム)しか知らない私。
初めて聴くソウルボーカリストに心揺さぶられ、この二枚は聞きまくった。
コードを拾ろおうとしても訳が分からん(テンションコードだらけだもんね)
コード展開も意外過ぎてコピー不能。
ジャズ、ファンク、ソウル、ロックをまぜこぜにしたミクスチャーバンドを
いきなり聞かされたメタルキッズが解釈できるわけがない。
そこにソウルフルでパワフルなボブテンチのボーカル。カッコよすぎて未だに大好きです。
(私ジェフベック自身にはあんまり影響受けてないのですが)
私、一番好きなバンドはレッドツェッペリンなんですが、
アニングスドラゴンは第二期ジェフベックグループの方に近いかな。
ボブテンチのその後は、ロック雑誌に出てくることもないので
インターネットが出てくるまで私にとっては消息不明でした。
なんとジェフベック抜きの第二期ジェフベックグループとも言ってもいいようなバンドやってます。
第二期のメンバー、マックスミドルトンとクライヴチャーマンも一緒で、
音楽性もかなりそのまま。なんとレッドブーツをボーカルナンバー化してたりします。
一番大好きなボーカルボブテンチ。
今後も彼より好きなボーカルは出てきそうにないな。
現在我々が制作中の新曲「自由」は彼の影響下にあると思う。
我々の楽曲の中に生きてほしい、なんて思って全力で作ります。