Limiter (feat.ELZA)セルフライナーノーツ
今回担当させて頂いた劇中曲の依頼で
Limiterは当初制作する予定はなかった曲でした。
そもそもこの曲は劇では流れません。安田成美の風の谷のナウシカかっていうw
劇伴制作にあたって、アニングスドラゴンで「アイのうた」という曲を作りました。
この曲も劇では流れないのですが、今回の曲群の全ての元になっている曲です。
「アイのうた」は3人になってから初めての曲。
今回のサウンドトラック盤の1曲目のレッドツェッペリンばりのロックナンバー。
そこから劇の曲を作っていったのですが、この曲を元にサンバやレゲェ、
クラッシック的な曲まで色々制作しました。
その中で「路上にて」というシーンでかかる曲があるのですが、
「アイのうた」のコードを全て無視して新しく作った「路上にて」が意外にも良くて。
ボーカルナンバーにしたら良いのでは、と思うとELZAさんが歌う姿でイメージしてしまい、
ご無理を言って歌って頂いた、という訳です。
それで今回の録音メンバー(中学生のフルート奏者以外)で記念に、
ということで制作しました。
歌詞は、劇とは無関係ではあるのですが台本を読んでインスパイアされた部分はあります。
歌詞の中で自分のことを「私」と呼んだり「ボク」と呼んだりしてます。
本来1人称の呼び方を変えることは詩や文章ではご法度なのですが、わざとやっております。
「私」と言う時は「他人に見せている自分」
「ボク」という時は「自分の中の傷だらけの子供」
アニングスドラゴンナンバーの「キミトボク」「約束の地」と繋がっている世界観で作ってます。
トランペットよりこさんがsnsで書いてましたが、
まさに、みんなが力を合わせて作り上げた作品となりました。
自分だけでは絶対作れません。
仲間たちに本当に感謝しています。
今後もこうやって仲間と音楽を作り続けていけるよう精進してまいります。
【11月9日まで限定公開】
Anning’s Dragon – Limiter (feat ELZA)
※うまく再生できない場合はこちらのリンクからお聴きください↓↓↓
https://youtu.be/jQe5XJ7EFlk?si=RbE61G2ithjjLaXa