YAMAHA NS-10M テンモニ眺めながら
連日「エレイン・ケインのおきみやげ」(劇団演劇街による新作の劇)
のサウンドトラック盤製作中ですが、ついに最終段階です。
毎日、スタジオモニター「YAMAHA NS-10M」通称「テンモニ」を
眺めながら過ごしています。
ちなみにスタジオ、過去にルームツアーをYouTubeにて公開してます。
今回のアルバムは納期が短くて、ほとんどライブ演奏のような状態です。
スケジュール調整との戦いでもありました。
ボーカル曲2曲を含む全13曲入りのアルバムをほぼ2カ月で作ったことに。
劇の音楽担当は仕方ないんですよ。
脚本、演出、舞台装置、などなどが優先ですから音楽は後回しになるのはあたりまえ。
もちろん作ったトラックが全て採用されるわけではないし。
有名なすごい逸話があります。
スタンリーキューブリックの映画「2001年宇宙の旅」の音楽担当だった
アレックスノースの話は衝撃で、40曲くらいオリジナル曲を書いて、
倒れて救急車でスタジオに行ったとかいう逸話まで残ってるんですが、
みなさんが知っているとおり「2001年宇宙の旅」では
「ツァラトゥストラはかく語りき」などのクラッシック曲が採用されることに。
アレックスノースは映画館で自分の曲が使われていないことを知るという。。
これを聞いて心が楽になりましたね。
アンチェインドメロディを作った人でもこの有様。
後にアレックスノースは作ったサントラを
{2001年〜デストロイド・ヴァージョン〜オリジナル・スコア」
としてリリースしています。タイトルに恨みがこもっておりますw
【中古】 「2001年」 デストロイド・ヴァージョン〜オリジナル・スコア/ジェリー・ゴールドスミス指揮/ナショナルpo. 価格:1089円 |
すでに絶盤ですが、中古で案外安く出回ってますね。
今回のレコーディングが終わったら買うとしよう。
ほな本日はこの辺で。