物事を進めるとは悪路をスタックしながら進むことかなと【仕事論】

2024/09/26オルト

月曜日はチェロのレコーディング、
昨日はトランペットとチューバの録音。
今週末にはパーカッション。来週頭にフルートのレコーディング。

そして私のギターの録音しなおしがエレキが2曲とガットギターが1曲。
そして音楽がかかるシーンに合わせての長さの調整が2曲。

そして最悪でも来週末には全12曲の完成ミックスを納品せねばならない。

 

色々作業に手を付けては行き詰まり、また別の作業に手を付けては行き詰まり、
を繰り返しております。絶賛から回り~

なかなか思うように進みませんが着実に進んでるとは思います。

舗装されてない悪路をスタックしながら進んでく感じで。
(スタック=タイヤがすべって抜け出せない状態)

思考のスタック、作業のスタック、行動のスタック、あらゆるスタック繰り返して。
はまって動けなくなるたびに、立ち止まり、試行錯誤、抜け出してまた走り出す。

 

 

でも今はスタックするたびに、どうやって抜け出し前進してくのかを
楽しんでる感じになってきました。

なんていうんだろう、4wdに乗ったら悪路が楽しくなってきた感じ。
少しは鍛えられて4駆脳になってきたのかな?
疲れ果てたらサウナに飛び込んじまえばいい。

 

昔はスタックすると、すぐ自分には無理って思っちゃう人だったんだけど。
それどころか昔はスタックから逃げて、

「これは自分には向いてない」とか、「あれがあるから今これ出来ない」
てな調子。永遠に何も達成できない人の考え方してました。

 

今は「物事進めるってことは、スタックしながら悪路を進むことなんじゃ」
と思えるくらいには、やっとこさ成長できた50代。

ジオンのモビルスーツに10年は遅れています。

 

今思えば、「実行できる人」と「実行できない人」
と明確に分かれるわけではなくって、

実行できてた時もあれば、実行できない時もある。
事象ごとに事情が変わってきたり、

ずっと手に付けられず出来なかったことが、
タイミングが来たらサクっと動いたり、そんなもんかなと。

 

「自分は実行できない人」って思いこんでただけだった気がします。

 

たとえば、庵野秀明なんて実行力のカタマリみたいな人なんだろうけど、

26年かかってようやく完結したエヴァンゲリオンを先日ようやく見ました。
彼もたぶんスタックしてたんでしょうね~