【映画】イエスタデイ

2024/09/20オルト

本日は先日自宅でAmazonプライムビデオの無料で見た映画「イエスタデイ」の話。

この映画、、面白かったしビートルズのパロディも多くて素敵だったんだけど、
ヒロインもキュートだしラブコメ要素もあって楽しく見れるんだけど、、、
ほんと、いじわるな映画だなあ、、ホント作者は性格悪いw

 

と2回も見てしまいました。

 

売れないミュージシャンが自転車でこけた瞬間にビートルズのいない世界線に入ってしまった
というSFというか異世界ものというか。

ビートルズがいないのでオアシスもいないw
でもローリングストーンズはいる。

そこで主人公はビートルズの曲を自分の歌と偽ってビッグになってしまう、
というお話。こんな感じ↓↓↓。

 

 

人の曲を自分が作ったことにして大絶賛されるという展開。
これ、曲を作る人もしくは全てのアーティストはえぐられるんじゃないでしょうか。

 

誰にも影響受けてません、完全にオリジナル作品です!ってもの無いよね。
ぜったいに何らかの影響を受けて曲って出来ている。

どんなアーティストでも、ちゃんとした作品を発表することが出来るようになるまでは
誰にでもバレちゃうような恥ずかしいパクリかもどきみたいな曲作ってると思う。

 

恥ずかしすぎて吐血して死にそうです。
うあー、記憶から消してくれえー

 

このシーン↓↓↓は本当に美しいシーンなんだけど、
エドシーラン(本人)と主人公が即興で作曲バトルをするシーン。
スカッとするシーンのはずなんだが、曲作る人はものすごく居心地の悪い気分になると思う。

 

 

↓↓↓このシーンはしびれた!このヘルプのカヴァーはめちゃくちゃカッコいいなあー
単なるビートルズのコピーになってなくて現代の音楽としてビートルズが聴けることも
この映画の価値かもです。

 

 

ぼくらの曲「アズタイムゴーズバイ」だってマーヴィンゲイがいない世界線だったら存在しないだろうね。
そこはもう認める。


 

我々の代表曲的な「ドラグーン」だって、ジミヘンのクロスタウントラフィック
ウェザーリポート(ベーシストがアルフォンソジョンソン時代)が演奏してて、
ブラジルのファンクスターLENINEが真ん中で歌ったてたら、
というシチュエーションで出来てたりします。

※この辺のことは過去ブログ、シチュエーションパクリにて書いてますんでもしよろしければお読みください。

 

思うに、アートというものは同世代、過去世代含めて
人種も国境も乗り越えて、人類全体で紡いでいっているものと思われます。

影響受け合って作品出し続けていこうぜ人類!

 

そんなことは分かっていても、自分の恥ずかしい部分をグサっと刺される映画です。

 

まだアマプラで見れるかと思いますのでぜひ。