スリーピース
ナイロンブラザーズさんが脱退し3人編成になりまして。
スリーピースバージョンの練習に明け暮れております。
オファー物の12曲のレコーディング中でもあり更新が止まってしまっておりました💦
現在、ツインギターでやっていた曲をガットギター1本でやるということで。
「マーシャル1959」を8年ぶりに引っ張り出してきて、アコギ用のアンプ「トリバドール」とで
2台体制のアンプを切り替えながら演奏にチャレンジしております。
3人編成でのギターの役割って、4人編成とはずいぶん変わる。
コード、リフ、ハーモニー、リードというのを切り替えながらの演奏になるので頭を使う。
最初は無理かと思っていたんだけど、数々のトリオバンドの演奏動画を見て参考にしながら
現在ここまではやれるようになりました。
けいおん!のテーマ曲「GO! GO! MANIAC」並みに忙しいwww
この動画はその中で一番不可能に思えた曲「ドラグーン」の練習中の動画になります。
本来はこれにボーカルもやるわけで…難しすぎる!笑
これだけ激しくディストーションとクリーンを切り替える曲もあまりないかと思いますので是非見てみてください。
もしよろしければイイネボタン、チャンネル登録して頂けましたら幸いです。
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少しここでスリーピースになった経緯をば。
私を知ってる人は分かると思うんですが、大人数編成を好む傾向があります。
いつも「音楽をいかに豊かにするか?」を考えてるのです。
今回メンバー募集も考えたのですが、無理に誰かを入れて今の人間関係が変化するのも面倒だったし
ドラムのテルさんの「スリーピース一度やってみたい」という言葉が決めてになりました。
他のスリーピースバンドのライブ映像を見てるとやっぱりカッコ良いんです。
スキマがあってスッカスカで。ギターソロ弾いたらベースとドラムだけでコードが無くなる。
誰かが止まったら演奏が止まってしまう危うさ、ごまかし効かないしヒヤヒヤする。
そういうのを覚悟してステージに立ってる3人の姿はカッコいい。
昔ジャミロクワイのライブに行ったことがあって、1ミリの隙も無くて完璧だったんです。
ホーンセクションにキーボード、パーカッションに。目の前で完璧な演奏が繰り広げられていく。
どうだったかというと面白くなかったわけです。CDと一緒なんだもん。
いま私が思ってるのは「足りない」ことがスリーピースの良さなのではと。
飾りを削いでいって、その曲のコアをより出せるっていうか。
聞き手の脳内が勝手に補完してくれるような「足りなさ」の為には、いかに音を選ぶのか?
各楽器の出す帯域や音色もぜんぜん変わってきます。
考えてみるとスリーピースでも「いかに豊かにするか?」というゴールは同じに思えてきます。
もう少しでライブできる体制になりそうです。
今後もアニングスドラゴンをよろしくお願いいたします