えなりかずきのカラオケ採点
先日の再放送投稿で書きたくなったので「香田晋の宙船」の続きです。
カラオケの採点番組ってあるじゃないですが。
あれに俳優のえなりかずきが出てて、ハイパー高得点だったんです。
つまり音程、リズム感、しゃくりとかこぶしとかビフラートが完璧という。
なんだけど、あの放送見た人、出た人もみんなそう思うってるはずなんですが、
めちゃくちゃ、良くない(笑)
つまりカラオケの採点としては完璧なんだけど、歌として成立してないという。
これなんなんだろう?と思って考えてみたんですよね。
そこに「歌」というものの秘密がある気がして。
私の出した結論から言うと、「歌」って「演技」と非常に近いのでないか、ということでした。
大根役者っているじゃないですか。
(昔、石橋貴明がドラマに出てた時にとんでもない大根役者でドラマが成立してなかったとかありました)
いくらセリフがちゃんと入っててタイミングとかも完璧だとしても、
セリフ棒読みだったりしたら0点ですよね。感情移入できない役者や不自然な演技はセリフ以前と思うんですよね。
(そう思うと、えなりかずきが、、)
歌はヘタだけどグッとくるボーカルがいるっていうのも、
そう考えると分かります。
天才キッズバンドに小林幸子が指導するっていう番組が昔あったんです。
ボーカルの女の子に対しての指導内容が「歌詞を読め」だったんです。
これってそういうことだったのかなと。
つまり、歌詞のストーリーや言葉の意味付けが入ってない状態で歌っても、
同じ「あいしてる」にしても全然違うってことなのかなーと。
ということをちょっと思ったのでした。ちゃんちゃん。