あれこれ手を出すな論

2023/05/30オルト

出来ていない私が語る、バンド成功術のコーナーですw
私、バンドでは成功してないですが、零細ですが会社を経営しており、
ほんのわずかにはチーム運営について経験しており、今回も自戒を込めて書いていきたいと思います。

 

バンドやってる人はあれこれアイデア出ると思います。
リーダーならなおさら。

あの人と新バンド、あの人とスペシャルコラボ、ソロ活動やってみよう、などなど
バンドと並行してやったら、メインのバンドの宣伝にもなって良いよね!

 

ってなってないでしょうか。
かく言う私もそうでしたからよくわかります。

そして、バンドが調子が良いときは他のメンバーもあちこちから「うちでも弾いて」って声がかかるものです。

 

結論から言うと、あれこれ手を出すとほぼ失敗します。
バンドに集中しましょう、というのが本日のお話。

 

なぜそういうことが言えるかというと、
「ランチェスター戦略」という経営(戦闘)理論があります。

ランチェスター戦略は戦争で使われた戦略論なんですが、
超簡単にいうと、

 

兵力が多い方が勝つよね、同数で戦ったら互角だよね、

 

という普通のことを言ってるんです。
だから戦力が少ない弱者は、その兵力でも勝てる戦場で戦いましょうという訳です。

 

計算方法があって、

戦闘力 = 武器効率 x 兵力数の二乗

 

分かりやすく例えます。バンドマンAくんと別のバンドのバンドマンBくんがいたとしましょう。
どちらも互角の能力で兵力はそれぞれ10として、武器効率も同じと考え無視します。

 

バンドマンAくんは自分のバンドに集中。
バンドマンBくんはバンドと弾き語りソロを二つやってたとします。
このときBくんの兵力(リソース)はバンド5と弾き語りソロ5に分かれるとします。

 

バンドマンAくんの戦闘力=10の二乗=100
バンドマンBくんの戦闘力= 5の二乗 =25

 

なんと4倍の戦力差がついてしまうのです。

机上の空論だと思うでしょ?これがそうでもないんです。
仕事ではいつもこの理論を使っており、経験則から間違いないなと思っております。

 

今回も自戒を込めて書きました。
まあ、色々ご意見はあるかと思いますが、ひとつの側面として頭に入れておくのもいいかもです。

 

あれこれ手を出したくなりますよね。。

とくに行動的なリーダー気質の方は頭の中はやりたいことでいっぱいのはず。

でもたったひとつでも実現することの方が重要だと思うのです。

 

自分の時間は有限である。

 

雀鬼と呼ばれた桜井章一も、岡本太郎スティーブジョブズも同じことを言っています。

 

「人生は積み減らせ」

 

 

 

 

ほなまた~。