ミクスチャー見聞録【Chico Science & Nação Zumbi】

2022/11/13オルト

先日出演したラジオもですが、YouTubeにまで
ブラジル在住の方が投稿してくださったので調子に乗ってブラジル音楽の話。

 

元々ミクスチャーロックを溺愛していた私。
ファンクとロックの融合だけでは物足りなくなっていくのはミクスチャーの常。

 

更なるごった煮鍋の具材を探し続けたどり着いたのがブラジル音楽だったのですが、
ブラジルミクスチャーロックでぶっちぎりでカッコよかったのは、

 

Chico Science & Nação Zumbi

シコ・サイエンス&ナサォン・ズンビ
またはチコ・サイエンス&ナサォン・ズンビ と読みます。

 

このアルバムは好きだったです

Afrociberdelia (1996)

 

レッチリがブラジルに来た際には共演しているブラジルを代表する
最も重要なミクスチャーロックバンドでした。

(もちろん私はレッチリより断然シコサイエンスが好きです。)

ブラジルのロックらしく、スルドの迫力がすごいです。
決定的にリズムパターンが普通のファンクとは違う異質なもの。

 

Tom Ze( トンゼー)の雰囲気にも近い感じがします。

 

このアルバム発表の翌年、チコは事故で帰らぬ人に。

 

追悼コンサートでは、チコに代わって、
日本でも有名なメタルバンドのセパルトゥラやソウルフライの
マックスカヴァレラがボーカルを務めるという。

これは驚きました。
その模様は2022年現在YouTubeで見ることが出来ます。
(Max Cavaleira & Nação Zumbi で検索してみてください。カッコええよ)

そういえば、私が最も影響を受けているブラジルの「LENINE」のライブでも
同じくセパルトゥラ&ソウルフライのドラマー、イゴールカヴァレラが叩いてたりする。

(日本で言うと郷ひろみの後ろでYoshikiが叩いてるようなものなのか??)

 

チコ・サイエンス&ナサォン・ズンビ、
日本ではあまり有名ではないですが、聴いたら好きな人いっぱいいると思います。

ボガンボスとかどんと関連、近田春夫、じゃがたら的なのを愛する人には
ジャストミートするかもしれません。多分ですが…