アニーの曲は「いかに生きるか？」というテーマが多いんですが、

今回は暗いよ笑笑

年齢柄かもしれません。。

傷つけた人たち、もう会えない人たち、
恩があるのにありがとう出来てない人たちがいる。

なのに残りの人生が少なくなった自分のことばかり考えて
焦燥している自分勝手などうしようもない男のお話。

「午前２時」という曲です。

私、どうもリズム感覚がおかしくて、変なリズムになりがちなんです。

アニーの曲でも、「泳げ！ペンギンくん」「Born to  be ワーイ」も途中でテンポが変わる。

作ったときは、テンポが変わってるなんて思ってなくて、
デモを作ろうとしたら、メトロノームに合わなくて気が付く。

アニー初期にそんな曲を連発してて、メンバーに迷惑かけまくってたので、
昨年の夏に作ったこの曲は、制作時からちゃんとメトロノームをかけて作った。

自信満々でバンドに曲を提出したときに事件は起こる。

この曲、拍子が変わってねえだか？？

テンポは一定なのだが、３拍子と４拍子が混在していたのです…

思えば、小学生の頃に運動会の練習で、行進曲に合わせて歩くのが
他の子とずれていたみたいで、ずいぶん居残りさせられた。

「ふざけるんじゃない！」と怒られた。

もちろん私はいたって真面目だ。
なぜ先生が怒っているのか訳が分からない。

水泳の授業ではクロールが足と腕がバラバラのタイミングになってしまう。

なので私にとってクロールは溺れ泳法である。

メンバーに申し訳ないのは、
これだけ複雑にテンポ＆拍子チェンジする難解な曲を
一生懸命練習して演奏していただいているのに、
聴いている側は一向に気づかない。自然に感じてしまうようなのだ。

この現象を私は「無駄プログレ」と呼んでおりまず。。。