棚卸し

2021/12/20オルト

練習収めのスタジオが終わった夜。

どういう訳か、以前曲を書かせて頂いた演劇
「ユニイク ~唯一無二なるものたち~」
が、突然見たくなり、頂いた演劇のDVDを深夜まで見た。

 

凄いものに参加させて頂いたんだな。
振り返ってみると重要な日々だった。

そのまま勢いでその劇のサウンドトラックCDをヘッドフォンで聴く。

次の日も止まらなくなっちゃった。

そのサントラを作ったバンド、
「クアルテートリプリ」のライブが見たくなり、
棚をあさってたら、Music City Tenjin というフェスに参加した時の野外ライブと、
当時のドラマーの脱退前のラストライブのDVDが出てきた。

あれだけ探しても今まで出てこなかったのに不思議。

今見てみると、恥ずかしい部分もあるんだけど、
なるほどなあ、とクアルテートリプリ号の効能と成分を分析した。

 

おそらく、一年間アニングスドラゴンの活動をしてきて、
これからどこへ行くのか、を決めるために、
現在位置と歩んで来た道を確認したくなったんだろう。

 

棚卸だったような気がする。年末だし。

 

元クアルテートリプリのベーシストひとみっちがバンドに参加したのが昨年の10月末。

元クアリプメンバーが私を含め二人いることで、
バンドがクアルテートリプリ化してしまって最初は戸惑ったが、

これは続きなのだ、と腹をくくってバンド名を「アニングスドラゴン」とした。
クアルテートリプリ号の続きの旅に出る船の名前のつもり。

アニングスドラゴンは予想通り、クアルテートリプリのDNAを持ってるけど、
新しい曲、新しいアイデアで動いてこれた。メンバー皆さんのおかげである。

 

音楽性やリズム感が合うテルさんとも1年以上一緒に演奏してきた。
半年前からフロントもいけるギタリスト、ナイロンさんが参加してもらって、

 

忙しいオトナたちに、時間と才能を提供いただいてる状態で、
やっぱり何かしら、バンドに参加したことでのベネフィットをみなさんに持って帰ってもらいたい。

 

このバンドでやりたいことは相変わらず、

・練習し経験し成長をする。
・曲を作り発表する
・自分たちがやりたいこと、やれることに集中する。夢中になって時間(人生)を費やす。

なんだけど、
練習して曲作って発表、の繰り返しで私は満足してても、
マンネリ化するとみんなは飽きていくかもしれない。

それは2年目のアニーがどんなバンド内文化を作り、育てていけるかにかかってるかもしれない。

 

バンド内文化って、行動することでしか出来ないんじゃないかな。。

間違ってもいい、失敗してもいい、のであれば行動さえすりゃ良いのかな。

 

バンドって続けるのが大切だし難しいことなんだよね。

正月休みにじっくり考えよう。