超人になれませぬ

2021/09/05オルト

ニーチェの「超人になれ」という思想が面白くて。

シンジくんは何度も何度も第一話からやり直しているだけの
永遠ループ物の世界だったら未来に希望が持てないです。

ニヒリズムに陥り、こなすだけの「末人」になってしまう。

 

そこでニーチェは「超人」になれって言うんですが、
彼のいう超人になるステップが面白くて。

・ステップ1 らくだ
自分に課せられた荷物を背負って砂漠をひたすら歩く
(→自分を磨く)

・ステップ2 ライオン
自分を束縛するものを取り除くため、強みを武器に戦う。
(→自信を持つ)

・ステップ3 幼い子供
自分の想像力に任せて無邪気に生きる
(→遊ぶように今を楽しむ)

 

なんとニーチェの言う「超人」は「子供」になれってことでした。
面白すぎる、ニーチェ。

 

酒が残ったまま不機嫌に横断歩道渡ってませんか。
横断歩道の白いとこだけ踏んでないと、
落ちたらサメがいる設定にしていたあの頃に戻れとニーチェは言っているのです。

 

バンドでも同じことが言えるかもしれません。

 

精進して、強みを作って、自信もって、想像力に任せて無邪気に活動する。
人にどう思われようが結果が出てなかろうが関係ない。

本当のアーティストは「人がどう思うか」ではなく自分軸。
バンド活動も「結果が全て」じゃなくて「過程が全て」なんだと。

出来ていない自分が自戒を込めて。。

 

ちなみに「人類最大の贈り物」と銘打った作品「ツァラトゥストラ」ですが、

最終巻の第4巻は自費出版で40部だけ発行。
友達に配って終わっているそうです。

 

我がバンドもYouTubeのチャンネル登録者7人という。
(うち5人はメンバー4人と私の母……)

 

あー過程が全て過程が全て。人がどう思うの関係ない関係ない、自分軸自分軸。
うぬぬ、なかなか超人になれそうにありません…..

 

だがニーチェ自身は平気だったのだろうかw

 

この曲、実はツァラトゥストラに影響受けて書いた曲だったりします
↓↓↓↓↓ぜひ聞いてみてください↓↓↓↓↓
(そのついでにチャンネル登録者して頂けたら泣いて喜びます。超人は程遠い。)