【愛用品】UR-RT4 steinberg オーディオインターフェース
愛用品レポシリーズです。
変なモノや古すぎるモノだけではなく、まともな物も使っております。
オーディオインターフェース、つまりPCに音を取り込むためのプリアンプ。
なんですが、私PCで録音&ミックスダウンは一切しておりませんので、
完全にマイクプリアンプとしてのみ使用しております。
録音&mixは以前紹介した ROLAND VS-880&VS-1680でのみ行ってます。
以前の作品制作(シュレディンガーの猫)の際、マスター担当の方に
「私の録音機材って太古のVSでいいんでしょうか?」
とお聞きしたところ、
「VS自体は問題ないです。オルトさんの録音環境の場合、必要なのは良いマイクプリ」
というアドバイスを頂いたことが原因で。
調べてみたところ、マイクプリは青天井で何を買っていいか分からない。
色々調べていくと、このオーディオインターフェースはなんとあの、
「Neveトランス」が入っているという。
Neveといえば、ジョージマーティン愛用のアビーロードスタジオの伝説のコンソール。
そのNeveコンソール内蔵のトランスが、シミュレーターではなく、
実物のトランスが各チャンネルに入ってるという!テンション上がる!
そしてニーヴという名前が付いた商品の中で一番安いブツが、UR-RTだったのです。
もうね、これしかないって感じで買いました。
使ってみての感想。
ニーヴトランスのオンオフスイッチが付いてるんだけど、
オンオフ比べると、ニーヴトランスを通すと通さないじゃ全く音が違います。
温かみが加わった上で、くっきり音像が浮き上がって来る感じ。
つまり通すだけで音良くなるっていう。
その手の機材めっちゃ好き。
ボーカルやギターだけじゃなく、
録音済みのドラムを、再度これを通して再録音(リアンプ)したりするとヤバい。
アビーロードスタジオのあの音みたい、なんて思ってしまいます。
それまで使ってきた、ARTのチューブマイクプリも、場合によっては使ってます。
最近はベースのダイレクトボックス代わりにしたり。
ラインじゃつまんない音だなって時に通そうかなって思ってる。
これはこれで、通すだけで音良くなるアイテムのひとつ。
ジャンクフードな味わいというか。
マイクプリも私にとってはエフェクターなんで好き勝手にやっていこうと思います。
エンジニアのチャドブレイクは、すべてのチャンネルにサンズアンプを通してるとか。
全盛期の頃のレコーダーはヤマハのMD8だったらしいし。
チャドに習って、常識にとらわれず色々楽しんで試していこうと思っております。
ちなみにですが、このマイクプリ初使用の曲がこちらです。
もしよろしければご視聴ください。