【愛用品】UR-RT4 steinberg オーディオインターフェース

2021/08/19オルト

愛用品レポシリーズです。
変なモノや古すぎるモノだけではなく、まともな物も使っております。

 

オーディオインターフェース、つまりPCに音を取り込むためのプリアンプ。
なんですが、私PCで録音&ミックスダウンは一切しておりませんので、
完全にマイクプリアンプとしてのみ使用しております。

 

録音&mixは以前紹介した ROLAND VS-880&VS-1680でのみ行ってます。

 

以前の作品制作(シュレディンガーの猫)の際、マスター担当の方に
「私の録音機材って太古のVSでいいんでしょうか?」

とお聞きしたところ、

「VS自体は問題ないです。オルトさんの録音環境の場合、必要なのは良いマイクプリ」

というアドバイスを頂いたことが原因で。

 

調べてみたところ、マイクプリは青天井で何を買っていいか分からない。

色々調べていくと、このオーディオインターフェースはなんとあの、
「Neveトランス」が入っているという。

 

Neveといえば、ジョージマーティン愛用のアビーロードスタジオの伝説のコンソール。

そのNeveコンソール内蔵のトランスが、シミュレーターではなく、
実物のトランスが各チャンネルに入ってるという!テンション上がる!

そしてニーヴという名前が付いた商品の中で一番安いブツが、UR-RTだったのです。

 

もうね、これしかないって感じで買いました。

 

使ってみての感想。

ニーヴトランスのオンオフスイッチが付いてるんだけど、
オンオフ比べると、ニーヴトランスを通すと通さないじゃ全く音が違います。

温かみが加わった上で、くっきり音像が浮き上がって来る感じ。

 

つまり通すだけで音良くなるっていう。
その手の機材めっちゃ好き。

 

ボーカルやギターだけじゃなく、
録音済みのドラムを、再度これを通して再録音(リアンプ)したりするとヤバい。

アビーロードスタジオのあの音みたい、なんて思ってしまいます。

 

それまで使ってきた、ARTのチューブマイクプリも、場合によっては使ってます。

 

 

最近はベースのダイレクトボックス代わりにしたり。
ラインじゃつまんない音だなって時に通そうかなって思ってる。

これはこれで、通すだけで音良くなるアイテムのひとつ。
ジャンクフードな味わいというか。

マイクプリも私にとってはエフェクターなんで好き勝手にやっていこうと思います。

 

エンジニアのチャドブレイクは、すべてのチャンネルにサンズアンプを通してるとか。
全盛期の頃のレコーダーはヤマハのMD8だったらしいし。

チャドに習って、常識にとらわれず色々楽しんで試していこうと思っております。

 

ちなみにですが、このマイクプリ初使用の曲がこちらです。
もしよろしければご視聴ください。