私を構成する9枚

2021/07/03オルト

アニングスドラゴン、ボーカルギターのオルトです。

今日は私の音楽嗜好的な自己紹介です。

 

画像は以前流行ったときにやった「私を構成する9枚」

懐かしいですよね。

 

まず中心の尾崎豊。
私が中学生の多感な時期に出ためちゃくちゃ名作3部作の最後のやつ。
この3枚が人生を変えた。
ギターを持たせた原因であり、今も歌を作る時にコアに尾崎を感じております。
まさにロックの洗礼体験なのですが「ロックの洗礼」ってジミヘンから受けたとか言いたかった。

 

 

その上のジプシーキングスは高校生の頃に鬼平犯科帳というドラマをやっており、
そのエンディングテーマ曲がフラメンコのギターインストでめっちゃ美しくカッコいい。
耳コピして弾いておりました。(今思えばデタラメです)
その後、大学受験をする頃に「ジョビジョバ」という曲に衝撃を受け、そのバンドが
まさかあの鬼平犯科帳と同一だったことを知って夢中に。
私のフラメンコやサンバ的ルーツのスタートとなっております。

 

 

下中央のスティービーワンダーとその隣のトッドラングレンは、大学受験に失敗し、
滑り止めの広島の大学に行くことになったとき、広島の下宿の近所のCDレンタル屋さんが
100円でCDを大量放出していたのです。
地元山口では考えられない事態に、片っ端から買っていったCDの中に紛れ込んでおりました。
どちらも作曲の革命児で、メロ、コード、リズムが普通じゃない。そして美しい。
この2枚に出会わなければ、もうちょい普通な曲を作る人だったかもしれん。

 

 

その隣、タワーオブパワーは広島で出会った方々と組んだファンクバンドが原因で聞くように。
ドラム、ベース、ギターがパズルみたいにリズムを織りなすのを脳内で理解する前に、
次のパズルが畳み掛けてくるのでアタマがボーンってなる。
広島クアトロで近距離でTOPを体感できたことは生涯忘れることは無いだろう。
ドラムのガリバルディは職人でベースのロッコはロックスターであった。

 

 

左上はみんな大好きレッドツェッペリン。
いや、そうそう「好き度」では負けんよ。
ずーっと聞いております。世界一大好きなロックバンド。

 

 

右上アートリンゼイは影響受けたなあ。DNA、ラウンジリザーズ、アンビシャスラバーズとかは
通らずにアートリンゼイから入ってしまったため、音楽好きの方々の話にはついていけないのですが
この人の作る曲の感触が好きすぎて。
暴力的で美しく、甘く重い。
広島クアトロで見た彼は、まるで都会の海に沈むクジラのように静かで大きかった。

 

 

その下のジミヘンは説明はせんでもいいかな?
私のギター演奏を見れば一目瞭然かと思います…
そもそもの出会いは、山口市に一楽義光さんという世界的ドラマーがやっていた
CD屋さんがあったのですが、高校生の時は彼は単なるCD屋さんのおじさんで、
彼は信じられないことにメタルのCDを買いに来た高校生に
ジミヘン(それも海賊版)を売りつけたのです。

 

 

右中央のレニーニはブラジル音楽に夢中になっていたころの神。
よくキザイアージョーンズ好きと思われるのですが、
まあ好きだけど、自分のギタースタイルに影響を与えたのはレニーニです。
ガットギターにディストーションもこの人の影響。
MPBの中でもぶっちぎりでカッコいいブラジルファンクロックスター。

 

【まとめ】

アニングスドラゴンの曲はたぶん「変」「ナニコレ」感を感じられる方もおられるかもしれません。

それは作曲をしている私の性格、
「熱しにくく冷めにくい」
というのが原因かもしれません。

いったん好きになったら飽きるということがありません。

今も中学生の時の尾崎豊が大好きなまま、ビルエヴァンスもバッドブレインズも同時に大好きで
曲を作ったら受けてきた影響が同時に出てしまう病なのでござる。きゅうにおわる。